肉離れを早く治したいなら鍼治療がおすすめ
浦井です!
気持ちのよい季節ですが、思いがけない怪我が多い季節でもあります。
「怪我をしてしまったのですが、診てもらえますか?」という問い合わせが増えています。つい最近も「運動会の最中に“肉離れ”を起こしてしまいました」という患者さんの治療をしました。
”肉離れ”って?
「肉離れ」とはその名前の通り、筋肉の線維がブチブチと切れてしまった状態のことです。筋肉の線維に傷が付いているような場合、軽く切れる場合、完全に切れてしまった場合などなど・・・。程度はさまざまです。
踏ん張る動作や、切り返す動作など、瞬間的に筋肉を引っ張るような動きで起こることが多く、疲れが溜まっていたり、準備運動をせずに負荷をかけた場合に発生しやすくなります。
“肉離れ”を起こしたかも!?と思ったら
まずは、キチンと冷やすことが大切です!
怪我した場所をキチンと冷やすことで、内出血を最小限に食い止められるからです。激しい出血、炎症状態になってしまうと痛み、腫れ、熱っぽさが強く出て辛い上に、治るまでに時間がかかってしまいます。
「冷やすものがない。どうしよう・・・!?」
そんな時は自動販売機で缶ジュースを買って患部に当てて、しばらく静かに過ごしましょう。これは、あくまでも応急処置です。
自宅に帰ったら、氷を使って本格的に冷やしましょう。
袋に氷と少しのお水を入れたものがベストです。アイスノンと違って体温で自然に溶けてくれるので、凍傷を起こす心配がなく安心です。10~20分程度、感覚がなくなるまで行いましょう。
怪我をした直後から3~5日間は、炎症期と呼ばれる時期。鍼治療もよいのですが、痛みを我慢して負担をかけるのはよくありません。家で、冷やしながら安静に徹する方が良いことがあります。
“肉離れ”の鍼治療
“肉離れ”に対して鍼治療はとても有効です。回復を助けてくれます。
炎症が収まって来たら、怪我の状態は回復期に入ります。激しい痛みや腫れ、熱っぽさが引いた後です。だいたい怪我をしてから3~5日経ったくらいが目安です。鍼治療はこの時期になってからでも遅くありません。
肉離れを起こすと、その部分は固くなり、身体が動く際に邪魔をします。これが、しつこい痛みや、動きにくさを引き起こします。また、かばう動きを繰り返す事で、他の場所に負担がかかり、新たな痛みを生むことになります。
これは、身体が上手に使えていない状態。肉離れが原因となって起こる悪循環です。
“肉離れの治療”というと、一般的には、筋肉のしこりを残さない為に強めにマッサージを行ったり、筋肉のダメージを回復させるために、患部に鍼を打つことが挙げられます。
刺激量と方法を間違えると、悪化させてしまうことがあります。細心の注意が必要です。カポスの鍼治療は、リスクのない方法です。患部に鍼をしないからです。患部から離れたところから、患部に効く鍼をするのです。
「そんな方法で効くの?」
と思われるかもしれませんが、ご安心下さい。最新の理論に基づいて「動きを改善させるツボ」を使います。肉離れによって邪魔されている動きを改善させることで、患部にかかっている負担を減らすのです。
動きやすくなると、身体が本来のバランスを取り戻します。筋肉がよく動くので血流も改善して傷めた部分の回復は早くなります。好循環をもたらすのです。
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はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)
地に足のついた成果を出せる鍼灸師でありたいと思っています。
何となくいい感じかも?というフワッとした鍼をするのでなく…。
その人のポテンシャルを最大限引き出す力が鍼にはあります。
お力になれたら嬉しいです。
好きな言葉は「真剣勝負」
格闘技・筋トレ・猫が大好きです!
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