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「むちうち」がなかなか治らない人に読んで欲しい記事

" 坂口友亮, 鍼灸論 "

2017年9月16日

坂口です。

 

坂口友亮

 

今日のテーマは、なかなか治らない「むちうち」です。

 

目次

  • むちうちを解決する3つの視点
  • むちうちが長期化する構造
  • 鍼灸で事故の記憶にアプローチする
  • 痛いところに鍼をすれば良いわけではない
  • ツボは身体に刻まれた心の記憶である

 

むちうちを解決する3つの視点

交通事故の際に起きるむちうち。すぐに治る人もいれば、なかなか治らない人もいます。

 

両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

 

その違いを知るには、身体と心の関係を紐解かなければなりません。そして、その違いを知ることが、なかなか治らないむちうちを解決するヒントになるのです。

 

  • むちうちが長期化する構造
  • 「心」の問題とは
  • 鍼灸で「身体」と「心」にアプローチする方法

 

この3つを明らかにして、むちうち解決の糸口を見ていきましょう。

 

むちうちが長期化する構造

 

交通事故でダメージを受けているのは身体だけではありません。

 

心もショックを受けています。

 

事故で受けた精神的ショックにより、身体は常に警戒モードに入ってしまいます。衝撃に備える必要がなくても、筋肉はずっと緊張した状態です。

 

すると、その緊張が痛みを引き起こします。

 

むちうちの症状が長期化する背景には「身体へのダメージ」だけでなく「事故の記憶」が影響しています。痛みと記憶は互いに影響し合って、悪循環を引き起こしてしまいます。

 

無意識の中で起きているので、なかなか気が付くことができません。

 

痛みの悪循環

交通事故に遭うと…

①脳に「痛い」という情報が届く

②情報を受け取った脳は、身体を緊張させる(無意識に)

③緊張すると、痛みが持続する

④再び①に戻る

 

この悪循環に入ってしまうと、痛みのある部位だけ見ていても解決できません。

 

脳に残る事故の記憶を消す必要があります。これが「」の問題です。

 

鍼灸で事故の記憶にアプローチする

事故の記憶を消すにはどうすればいいのでしょうか。普通に考えるなら、記憶は目に見えず触れることもできません。

 

でも実は、鍼灸は記憶に触れることができるのです。

 

事故の後に生じた筋肉の緊張。これこそが事故の記憶です。記憶は筋肉に刻み込まれているのです。

 

つまり、筋肉に鍼をして痛みが消えれば、身体に残った事故の記憶も消えます。鍼は身体と心、同時にアプローチできる方法なのです。

 

痛いところに鍼をすれば良いわけではない

 

意識にのぼった緊張が痛みになります。しかし、意識にのぼる緊張は氷山の一角でしかありません。痛みの背景には、自覚していない緊張があります。この緊張が痛みの原因になっていることが、とても多いのです。

 

むちうちでは、原因となる緊張が背中にあることがほとんどです。背中の緊張を取らない限り、首の痛みは取れません。

 

首を支えるのは首の筋肉ですが、首が動く時に支えてくれるのは背中の筋肉です。だから、背中に緊張があると首に痛みが出るのです。

 

身体には、このような連動がたくさん見られます。鍼灸師はこうした法則を積極的に利用します。

 

患者さん自身が気づかない緊張(=ツボ)を見つけるのが私たちの役目です。

 

その緊張が取れると首がスッキリするだけでなく、本来の動きができるようになります。思い通りに動かせると「動かしても大丈夫」と脳は認識し、事故の記憶が消えます。

 

一度の施術だけで記憶が消える場合もあれば、何度か繰り返すうちに消えることもあります。

 

ツボは身体に刻まれた心の記憶である

痛みの悪循環を断つ

 

身体と脳に同時にアプローチできるポイントがツボです。

 

ムチウチから脱却するには、無意識の緊張を解き「もう備えなくていいよ」と脳に教えてあげることが必要です。

 

事故の記憶は目に見えませんが、ツボに現れています。そのツボに触れることは記憶に触れているのと同じ。鍼灸師は、ツボを通して患者さんの記憶に触れることができる仕事なのです。

この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス(鍼灸師)

本物の鍼を追究するために大阪からやってきました。

患者さんに「鍼って本当に効くんですね」と言ってもらえた時に、鍼灸師としてのやりがいを感じます。

 

好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」 趣味はサウナ。

 

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活法研究会 講師候補
カテゴリー: 坂口友亮, 鍼灸論.
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