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スペインに鍼の技術を教えに行ってきた①~初めてのヨーロッパ、5つの試練~

" スタッフ雑記, 坂口友亮 "

2018年7月17日

坂口です。

 

 

前回の記事:スペインに鍼の技術を教えに行ってきます!

 

7/5(木)~7/8(日)に行われた整動鍼セミナーで教えるため、バルセロナまで出張していました。

 

で、4日間のセミナーで色々あり、最終的にこうなりました。

 

 

人って感極まると本当に言葉が出なくなるんだな、と我ながら思います。

 

なぜこうなったのか…今回の旅を振り返りながらお伝えしたいと思います。

 

19時間のフライト

日本からスペインのバルセロナまで乗り継ぎを含めて19時間。海外旅行の経験は「高校生の時にシンガポールに行っただけ」の僕には未知の世界です。

 

初めての経験だらけで、いくつもの試練(?)がありました。

 

1. ボディソープ、没収

出発早々、羽田空港の手荷物検査でやらかしました。

 

検査場の係員から「荷物の中に水筒のようなものは入ってませんか?」と聞かれ「えぇ…水筒なんか入れてないけど…」と思いつつもカバンの中を見ると、これが入っていました。

 

 

家を出る前に「後でスーツケースに移そう」と思っていたのを完全に忘れていました。申し訳なさそうに「100ml以上の液体は機内に持ち込めないんです」と説明する係員。

 

僕が「何とかなりませんか?」と聞くと(聞くなよ)、係員は「まだ預け入れ荷物の方に入れ直せるかもしれません。行ってみましょう!」と駆け出しました。なんて優しいんだ。

 

 

僕も急いでついて行きましたが、預け入れ荷物カウンターの係員が「あーもう出ちゃってますね。カットです」と。

 

カット…そうか、僕のボディソープはカットされるのか…ショックを隠しきれない僕の表情を察したのか、先ほどの係員が「本当に申し訳ないんですけど…」と心底申し訳なさそうに言ってきました。

 

この旅に備えて満タンにしてきたボディソープを失うのは惜しい。しかし、ここでゴネて危険人物だと思われると飛行機に乗れない。オーナーも谷地先生も待っている…泣く泣くボディソープをカットしてもらいました。

 

2. 両替は言葉が通じるうちに

オーナーのススメで、出発する羽田空港でユーロに両替しました。

 

「スペインでも出来るんじゃないですか?」

 

と聞くと、

 

「できるけどさ、言葉が通じるところの方が安心だよね」

 

確かに。言葉の通じないところで両替するのは怖すぎます。

 

 

しかも事前に「両替には手数料がかかる」と聞いていたのですが、かかっていませんでした。ラッキー!

 

3. 機内の服装は部屋着+サンダル持参が正解

 

オーナーから「部屋着みたいなので来た方がいいよ~」と言われていたので素直にそうしたんですが、正解でした。

 

グラシアス!

 

次に書きますが、大半は寝ていました。

 

さらに秋澤院長から「サンダル持って行った方がいいよ!飛行機に乗ったらすぐに履き替えて」とアドバイスをもらっていたので、機内に乗り込んだらすぐサンダルに履き替えました。

 

狭い座席にひたすら座っていると足がパンパンになりますが、これだけでかなり楽な気がします。

 

グラシアス!

 

僕は100円ショップで薄いサンダルを買っていきました。

 

またトイレに行く際も、サンダルだとサッと座席から移動できます。わざわざ靴を履くのは意外と面倒です。隣の席が知らない人だと「早くしろよ」というプレッシャーを受ける可能性もありますし。

 

4. 機内では食って寝る、の繰り返し

機内では特にやることもなく食って→寝る、の繰り返しでした。

 

食って、

 

寝て、

 

食って、

 

寝て、

 

ドーハに到着!そして乗り換え。

 

 

再び機内に乗り込みます。それにしてもドーハは湿度がスゴかった…。

 

また食って、

 

寝て、

 

食って、

 

寝て、

 

到着!

 

な、長かった…。

 

5. クレジットカード、JCBが使えない!?

ドーハで乗り換える時に「ドーハのスタバは日本と味が違うのか試してみよう」という話になりました。

 

ちなみにドーハの通貨はQR(カタールリヤル)、もちろん持っていないので、クレジットカードを使います。

 

僕のクレジットカードはJCB。レジを見るとJCBのロゴがあったので、カードを機械に通して暗証番号を打ちこみますが…エラー。

 

もう一度試してみますが、やはりダメでした。

 

暗証番号は最近変更したばかりで間違っているはずがありません。どうしようもないので、オーナーに立て替えてもらました(すみません)。

 

次はVISAがマスターカードを作ってきます。

 

ちなみに味は日本と一緒。店員さんがカップに名前を書いてくれたのですが「トモアキ」が通じず「トマキ」になってました。

 

次回はセミナー1日目の様子をお伝えします。感動はここから始まりました。

 

Hasta Manana!(アスタ マニャーナ!)

 

また明日!

 

 

次の記事:スペインに鍼の技術を教えに行ってきた②~ツボの効果に人種の差はない~

この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス(鍼灸師)

本物の鍼を追究するために大阪からやってきました。

患者さんに「鍼って本当に効くんですね」と言ってもらえた時に、鍼灸師としてのやりがいを感じます。

 

好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」 趣味はサウナ。

 

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