スペインに鍼の技術を教えに行ってきた①~初めてのヨーロッパ、5つの試練~
坂口です。
前回の記事:スペインに鍼の技術を教えに行ってきます!
7/5(木)~7/8(日)に行われた整動鍼セミナーで教えるため、バルセロナまで出張していました。
で、4日間のセミナーで色々あり、最終的にこうなりました。
感極まり言葉がうまく出ないGUCCHI。 pic.twitter.com/g2Ft0tlDBx
— (一社)整動協会 (@seido_office) 2018年7月8日
人って感極まると本当に言葉が出なくなるんだな、と我ながら思います。
なぜこうなったのか…今回の旅を振り返りながらお伝えしたいと思います。
19時間のフライト
日本からスペインのバルセロナまで乗り継ぎを含めて19時間。海外旅行の経験は「高校生の時にシンガポールに行っただけ」の僕には未知の世界です。
初めての経験だらけで、いくつもの試練(?)がありました。
1. ボディソープ、没収
出発早々、羽田空港の手荷物検査でやらかしました。
検査場の係員から「荷物の中に水筒のようなものは入ってませんか?」と聞かれ「えぇ…水筒なんか入れてないけど…」と思いつつもカバンの中を見ると、これが入っていました。
家を出る前に「後でスーツケースに移そう」と思っていたのを完全に忘れていました。申し訳なさそうに「100ml以上の液体は機内に持ち込めないんです」と説明する係員。
僕が「何とかなりませんか?」と聞くと(聞くなよ)、係員は「まだ預け入れ荷物の方に入れ直せるかもしれません。行ってみましょう!」と駆け出しました。なんて優しいんだ。
僕も急いでついて行きましたが、預け入れ荷物カウンターの係員が「あーもう出ちゃってますね。カットです」と。
カット…そうか、僕のボディソープはカットされるのか…ショックを隠しきれない僕の表情を察したのか、先ほどの係員が「本当に申し訳ないんですけど…」と心底申し訳なさそうに言ってきました。
この旅に備えて満タンにしてきたボディソープを失うのは惜しい。しかし、ここでゴネて危険人物だと思われると飛行機に乗れない。オーナーも谷地先生も待っている…泣く泣くボディソープをカットしてもらいました。
2. 両替は言葉が通じるうちに
オーナーのススメで、出発する羽田空港でユーロに両替しました。
「スペインでも出来るんじゃないですか?」
と聞くと、
「できるけどさ、言葉が通じるところの方が安心だよね」
確かに。言葉の通じないところで両替するのは怖すぎます。
しかも事前に「両替には手数料がかかる」と聞いていたのですが、かかっていませんでした。ラッキー!
3. 機内の服装は部屋着+サンダル持参が正解
オーナーから「部屋着みたいなので来た方がいいよ~」と言われていたので素直にそうしたんですが、正解でした。
グラシアス!
次に書きますが、大半は寝ていました。
さらに秋澤院長から「サンダル持って行った方がいいよ!飛行機に乗ったらすぐに履き替えて」とアドバイスをもらっていたので、機内に乗り込んだらすぐサンダルに履き替えました。
狭い座席にひたすら座っていると足がパンパンになりますが、これだけでかなり楽な気がします。
グラシアス!
僕は100円ショップで薄いサンダルを買っていきました。
またトイレに行く際も、サンダルだとサッと座席から移動できます。わざわざ靴を履くのは意外と面倒です。隣の席が知らない人だと「早くしろよ」というプレッシャーを受ける可能性もありますし。
4. 機内では食って寝る、の繰り返し
機内では特にやることもなく食って→寝る、の繰り返しでした。
食って、
寝て、
食って、
寝て、
ドーハに到着!そして乗り換え。
再び機内に乗り込みます。それにしてもドーハは湿度がスゴかった…。
また食って、
寝て、
食って、
寝て、
到着!
な、長かった…。
5. クレジットカード、JCBが使えない!?
ドーハで乗り換える時に「ドーハのスタバは日本と味が違うのか試してみよう」という話になりました。
ちなみにドーハの通貨はQR(カタールリヤル)、もちろん持っていないので、クレジットカードを使います。
僕のクレジットカードはJCB。レジを見るとJCBのロゴがあったので、カードを機械に通して暗証番号を打ちこみますが…エラー。
もう一度試してみますが、やはりダメでした。
暗証番号は最近変更したばかりで間違っているはずがありません。どうしようもないので、オーナーに立て替えてもらました(すみません)。
次はVISAがマスターカードを作ってきます。
ちなみに味は日本と一緒。店員さんがカップに名前を書いてくれたのですが「トモアキ」が通じず「トマキ」になってました。
次回はセミナー1日目の様子をお伝えします。感動はここから始まりました。
Hasta Manana!(アスタ マニャーナ!)
また明日!
次の記事:スペインに鍼の技術を教えに行ってきた②~ツボの効果に人種の差はない~
はりきゅうルーム カポス(鍼灸師)
本物の鍼を追究するために大阪からやってきました。
患者さんに「鍼って本当に効くんですね」と言ってもらえた時に、鍼灸師としてのやりがいを感じます。
好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」 趣味はサウナ。
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