ホットヨガを体験したら頭痛が出ました。なぜ?
浦井です。
この前の休日、ホットヨガの体験レッスンに行ってきました。
ホットヨガとは、ストーブと加湿器を使用して、室温40度、湿度55%程度に作られた部屋の中でヨガをするのです。
一時間ほどの運動で、ありえないくらい大量の汗をかくことができます。それにより“デトックス”できること、血行と代謝を促進し、冷えの改善ができることが魅力のようです。
写真はイメージです(もちろん、私じゃありません)
コーヒーのカフェインで応急処置
ヨガ教室は想像以上に熱く、始めたらすぐに汗が止まらない状態に・・・。
感じたことのない爽快感がありました。しかし、レッスンが終盤になるにつれ後頭部から頭頂部にかけて、なんとなくモヤモヤと違和感がしてきました。
「う~、嫌な予感。頭痛になりそう…。」
レッスンが終わるとコーヒーショップに走り、アイスコーヒーをグイッと飲みました。目的は水分補給とカフェイン。カフェインは、血管が広がりすぎて起きている頭痛を鎮めてくれます。血管をギュッと縮めてくれる作用があるからです。
頭痛が軽くなってから、ホットヨガと頭痛の関係性と調べたところ、水分不足と酸欠が原因とありました。こまめな水分補給と深い呼吸を意識していれば大丈夫、ということです。
でも私には心当たりがなし。レッスンを振り返ってみましたが、水分補給も万全、呼吸もしっかりやっていたはずです。
考えてみたら、原因は“過剰な熱”という結論に。密閉された部屋で行うため、レッスン中はどんどん室温が上がっていきます。それに伴ってモヤモヤとした違和感が増していたからです。発熱すると頭痛が出るように、熱は痛みの原因になります。
頭痛が起こる人とそうでない人の違い
そもそも、今回のようにホットヨガをしたり、炎天下にいたとしても、誰もが頭痛になるわけではありませんよね。もちろん、ホットヨガが身体に害悪とは言えません。
同じ環境下でも頭痛が起こる人と、起こらない人がいます。
なぜなんでしょう…?
その違いは、頚肩にコリがあるか否かなのです。頚や肩のコリがあると、頭の熱が降りられなくなって熱がこもってしまいます。
もともと熱が頭に溜まりやすい人が、ホットヨガのように熱のこもりやすい環境に置かれると頭痛が出てしまうのです。他にも、寝不足や考えすぎも原因になります。いわゆる知恵熱状態です。頭痛にならないためには、熱の処理が正しくできる身体になることが大切なんですよ。
頭痛も冷え性も「流れ」を意識してみよう!
これからの寒くなる季節、特に女性の方にとって冷え性問題は大きな悩みのひとつ。解決できたら嬉しいですよね。
ホットヨガや、サウナを楽しみたいという方も多いと思います。でも、頭痛が出たら元も子もありませんよね。そうなったら大変。頚肩コリを改善し、熱の逃げ道を確保することも意識してみてくださいね。流れがスムーズになるだけで冷えが改善するかもしれませんよ。
はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)
地に足のついた成果を出せる鍼灸師でありたいと思っています。
何となくいい感じかも?というフワッとした鍼をするのでなく…。
その人のポテンシャルを最大限引き出す力が鍼にはあります。
お力になれたら嬉しいです。
好きな言葉は「真剣勝負」
格闘技・筋トレ・猫が大好きです!
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