雨なのに花粉症状が出る方へ
" 秋澤英樹, 花粉症・アレルギー性鼻炎 "
花粉が飛んでいないのに…
晴れていたり、風が吹いていない天候の時に花粉症が出る方もいます。
現在、花粉症治療で来院中のAさんもその一人で、「雨の日に症状が酷くなる」という特徴がありました。辛い症状は、鼻水をメインとして、鼻のつまりや目のかゆみでした。
なぜでしょうか?
原因は手首の冷えにあった
Aさんの体には見逃せない特徴がありました。手首がとても冷えていたのです。手首が冷えていると、体の熱のバランスが崩れてしまい、風邪の引きはじめに似た状態となり、鼻水やくしゃみなどが強くなってしまいます。Aさんの症状が、雨の日に悪化していたのは、もともと冷えていた手首が気温の低下でなおさら冷えてしまったからです。
手首が温かくなる治療をした結果、3回目には症状はほとんど出なくなりました。それ以来、花粉が飛んだ日も雨が降った日も症状が軽くなっています。5回目が終わった頃には、出社する際にマスクを忘れてしまったそうです。症状が出そうな兆しもなかったと嬉しそうに話してくれました。
雨の日や寒い時に症状が出る人へ
Aさんと同様に手首が冷えている可能性があります。手首を冷やさないで、温めてみてください。
簡単なセルフケアを書いておくので、ぜひ試してみてください。
・寝る時に手首ウォーマーやリストバンドをして見る
・朝起きた時、手首(手の甲側)が熱くなるまでこする
・朝起きた時、手首(手の甲側)が熱くなるまでこする
<はりきゅうルーム品川カポス 院長:秋澤>
この記事を書いた人
はりきゅうルーム カポス 院長(鍼灸師)
整体師(活法)歴は10年以上あるが、鍼灸師としても一流になるためにカポスに入社。二刀流(整体・鍼灸)に憧れている。臨床で人体のしくみを解き明かす日々に喜びを感じています。
日ハムと名古屋グランパスを応援している二児の父。
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活法研究会 講師
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