ハリーポッターも驚く頭痛に効く魔法

院長の秋澤です。

群発頭痛と聞いて、ハリーポッターを思う浮かべてしまうのは私だけでしょうか。どうやら、得意の魔法でも群発頭痛は治せないようです。今回は、ハリーポッターと群発頭痛のあまり知られていない関係についてご説明しましょう。

ハリーポッターのおさらい

ハリーポッターとは、ハリーが仲間と力を合わせて宿敵ヴォルデモート卿を倒すファンタジー小説です。一年に一冊ずつ出すというスタイルが斬新で、また映画化された主人公役のダニエル・ラドクリフ君がマッチしていたことも話題になりました。

では、群発頭痛と聞いてハリーポッターを思い浮かべる私ですが、そもそも群発頭痛とは何なのでしょうか？

群発頭痛とは「群発」する「頭痛」の事です。「群発」とは群発地震と言われるように「ある一定期間繰り返し起こる」事を言います。

つまり群発頭痛とは「ある一定期間、繰り返して起こる頭痛」の事です。群発期と呼ばれる発作期間がだいたい1〜2ヶ月あり、その症状が1〜2年に一度起こることからこの名前がつきました。

それでは、群発頭痛とハリーポッターの知られざる関係を解説して行きます。

ハリーポッターの”額のキズ”をご存知でしょうか。あの傷は誰も防ぐことのできない最強の呪い“アバダケダブラ”を防いだ時についた傷です。宿敵ヴォルデモート卿と対峙する時にこの傷が痛むのですが、この痛み方が群発頭痛に似ているのです。

群発頭痛は慢性頭痛の中でも最強クラスの痛み方で、頭痛でありながら目玉をえぐり取られるような激痛が特徴です。

主人公ポッター役のダニエル・ラドクリフ君。ある頃から、ラドクリフ君は突然激しい頭痛に襲われ、仕事を複数キャンセルすることになります。病院での検査結果は「群発頭痛」。

ラドクリフ君は「とてつもない痛みで、偏頭痛がかわいく感じるほどだ。その痛みに襲われると、自分がすごく根性なしに思えた。毎日すごく強い頭痛薬を飲んでいたのに『どうして痛みが治まらないんだ？』と思った。」と語っていたそうです。

勝手な推測になりますが、ヴォルデモート卿と対峙する時の迫真の演技は実体験から来ていたのかも知れませんね。

カポスでは慢性頭痛の分類である「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の３つでわけません。頭痛の原因を肩こりをベースとしていて、それにプラスして12の型に分類します（カポス式頭痛分類12型）。

ラドクリフ君もなった群発頭痛は４型です。もっとも群発頭痛という診断名だけですので、カウンセリングをしたら側頭部や後頭部が痛かったということはありえます。４型の頭痛は背中に効果のあるツボがあります。

目の奥の頭痛というのは一番手が届かないところです。首・肩が多いに関係していますが、その中でも一番深層にあたります。マッサージでは届かず、鍼を打つのも危険な場所です。ですので、首や肩に直接鍼をうつのは避けたいところです。

カポスでは動きに関係している、深い緊張を取るツボを日々研究しています。頭痛12型に肩を硬くする原因を総合的に判断して治療して行きます。

ブログを見られていらっしゃる時はぜひハリーポッター頭痛とお伝えください。秘密のツボでハリーポッターに負けない素敵な魔法をかけたいと思います。

この記事を書いた人

はりきゅうルームカポス院長（鍼灸師）

整体師（活法）歴は10年以上あるが、鍼灸師としても一流になるためにカポスに入社。二刀流（整体・鍼灸）に憧れている。臨床で人体のしくみを解き明かす日々に喜びを感じています。

日ハムと名古屋グランパスを応援している二児の父。

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