カポスの受付、活法を身に付ける。セミナーに参加してきました
受付アルバイトの大場です。
2月16日に行われた「活法セミナー入門編」に行ってきました!!
院長が講師をつとめ、副院長もスタッフとして参加しているセミナーです。
カポスに勤めてはや4ヶ月が経とうとしていますが、
カポスにいるならば知らないわけにはいかない、活法。
患者さんが、恥ずかしそうに「カポスってどういう意味ですか?」って尋ねてきました。
「活法(かっぽう)をするからカポスなんです」とお答えしました。
活法とは殺法の反対の言葉で、人を活かすことなんです。
私たちは患者さん中に潜む治る力を活かすために鍼をしています。
(院長 栗原) pic.twitter.com/IIg8B3CXko
— はりきゅうルーム カポス@品川 (@shinagawa_kapos) October 4, 2019
患者さんに同じように聞かれて、果たしてちゃんと答えられるだろうか・・?
というか活法ってなんだ・・?
こんな状態で’’活法をするカポス‘‘の受付に立ち続けるわけにはいかないですよね!
「整動鍼」が生まれるきっかけでもある活法。
鍼灸師を目指す私にとって、治療のヒントになるにも違いありません。
セミナーがとても楽しくて、サムライ魂を感じてきたので、感想をブログに書いてみます!!
私の頭で理解した「活法とは」
セミナーは、午前中の院長による講義と、午後の実技がありました。
院長の講義から私に伝わってきた「活法とは」を書いてみます。
・人を傷つける殺法に対して、人を活かす活法があり、武術としていろんな流派があり、師匠から弟子に伝えられてきた。
・殺法は柔道や剣道などのスポーツとして残っている。
活法は整体のルーツ、柔道整復師の治療のルーツともされる。
・活法は、痛みのケアにフォーカスしたものではなく、戦場において動いて逃げられるようにするための応急処置的なもの。とにかく動かして、生きて逃げる!
・活法は、治療する(施術者主体)のではなく、患者自身が治るのを助ける(患者主体)
・心と体は繋がっていて、環境もつながっていて、活法は治療される人の全体をみている。
・・とこういう感じで私は理解しました。
一言で表現しろと言われたら、
「サムライのサムライによるサムライのための治療法だ」
と言います。
武術がルーツという話に始まって、
痛みというのは脳が起こしているもので、
痛いと思うから痛いまま。痛いの痛いの飛んでけ!は実際に飛んでいく!なんて話もあって。
サムライの時代に生まれた活法の、
現代の科学でも理屈づけられそうな奥深み を覗けた気分で面白く聞いていました。
まだまだ理解が未熟なのはもちろんのことですが、
みなさんにカポスって何?とか、活法って何?と聞かれてもちょっとは、ちょっとは!対応できそうです!!
活法楽しかった!!
午後の実技では、実際に活法の「技」をやりました。
患者さんに対して「技をキメる」と言うそうなんですが、なんともサムライっぽくてプロレス感におってて私はテンション上がりました。
技にそれぞれ名前もあって、「ゆりもどし」とか「突き引き」とか。
動きそのままを表現している技名で忘れにくい。
これを堅い顔のサムライが教えたりやったりしていると思うとカワイイ。
名前はかわいい活法の技ですが、
患者さんが緊張しないような距離感を意識したり、
力をかけずに相手の体や自分の体を動かしたり、
技がキマったな、という感覚を掴むのが難しく感じました。
まさかの院長に活法をやってみるという一幕もありましたが、
ちゃんと技をキメられていたのでしょうか・・?
いつも優しい院長と副院長がセミナー運営側という安心感があり、
普段直接の絡みは少ない(けどかなり一方的な慣れ親しみはある)姉妹院の養気院メンバーにも会えたし、
同じ受講者さんのみなさんは明るくて優しい方ばかりで、楽しくセミナー受けることができました!!
帰宅し私の頭は勝手に想像を膨らまして、大河ドラマの「麒麟がくる」をみながら、
この時代から活法はあったのだろうか…?
距離感とか、奥ゆかしさとか、サムライらしさを活法にも感じた・・イッツサムライ魂・・
とロマンを感じていました。
今後もちょっとずつセミナーに参加していきたいと思います!!
はりきゅうルームカポス(受付・鍼灸学生)
鍼灸師を目指し専門学校に通っています。
整動鍼セミナー(院長講師のセミナー)の参加をきっかけに、アルバイトとして働き始めました。
趣味は、本屋に居座って東京の新しいトレンドを探すこと。
好きな言葉は、「Pay it forword」です!
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