近くの鍼灸院に行ったけど、私に合っているのかな?
浦井です。
先日、印象に残ったお問い合せがありました。
家の近くで鍼灸を受けた患者さんが、当院でセカンドオピニオンがほしいというのです。
時間とお金は限られているから
なぜセカンドオピニオンを希望されたのでしょうか。
そこには「ベストな選択をしたい!」という、切なる願いが裏側にあるのではないでしょうか。
治療の為に使える時間とお金は限られています。自分が選んだ鍼灸院が自分に合っているのか、その治療法は適切なのだろうか、と気になって仕方ないのかもしれません。そうであれば、その気持ちにできるだけ応えたいと思っています。
鍼灸師もわからない他院の治療
患者さんが「ここがベストだ!」と確信を持てる鍼灸院に巡り合える確率はあまり高くないと思います。
実際、鍼灸院は千差万別です。それぞれがベストだと思うことを患者さんに提供しています。同じ「鍼灸」であっても、鍼灸院、鍼灸師ごとに方法が違うと言っても過言ではありません。
○○式や○○流といった名称が数えきれないくらいあり、鍼灸師であっても詳しい施術内容がわかりません。
飲み薬ひとつとってみても合う人と合わない人がいるように、どんなことでも個人差や体質差、広い意味での相性というものがあります。
鍼灸においても同じ事で、「やってみなければ分からない」という部分があります。しかし「やってみなければ分からない」という言葉が、場当たり的や感覚や、ギャンブルのような意味になってはいけません。
鍼灸院を比較サイトで比べられない理由
自分にとってベストな鍼灸院を、価格.comで比較できたら便利なのにな〜、と思いませんか?
ですが、鍼灸治療では難しいでしょう。
価格.com で売っている商品は、全く同じモノを複数の人が試せるという条件があります。しかし、鍼灸は決して同じモノがありません。。刻々と変わっていく患者さんの症状に対して、どのように対応するか、できるかという「ライブ」だからです。鍼灸は生モノです。
家電に求める性能や魅力がユーザー一人一人違うように、患者さんが鍼灸に求めるものも一人一人違います。たとえば、「リラックスしたい」「痛みを取りたい」「キレイになりたい」など。鍼灸院に期待するものは、患者さんの数だけあると言えるでしょう。
鍼灸院にはそれぞれ基準がある
「セカンドオピニオンになってほしい」という要望を受けた時、他の鍼灸院のやり方に対して「これは良くない」「こうした方が良い」と単純にジャッジすることはできません。それは、カポスと他の鍼灸院の「基準」が一致しているとは限らないからです
ですから、当院では私たちの基準をできるだけ表に出すようにしています。ウェブサイトやブログから情報発信を重視しています。その情報を元に、カポスがベストかどうか判断して頂きたいと思っています。
あなたにとってベストな鍼灸院、ぜひ探してくださいね。
はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)
地に足のついた成果を出せる鍼灸師でありたいと思っています。
何となくいい感じかも?というフワッとした鍼をするのでなく…。
その人のポテンシャルを最大限引き出す力が鍼にはあります。
お力になれたら嬉しいです。
好きな言葉は「真剣勝負」
格闘技・筋トレ・猫が大好きです!
コメントを残す