花粉症でもない、風邪でもない。それは○○アレルギーかもしれません!
カポスの浦井です。
患者さんからたびたび耳にする質問があります。
「私は花粉症なのでしょうか? それとも風邪ですか?」
くしゃみ、鼻水鼻づまり、微熱や頭痛など、花粉症なのか風邪なのか…。実は疑うべきは2つだけではありません。
寒暖差アレルギーというものをご存じですか?
寒暖差アレルギーとは、その名の通り、寒暖差が起きた際に身体の調整機能が追いつかずに起こる症状です。特に鼻の血管が過敏になりやすく、くしゃみ、鼻水鼻詰まりなどの、いわゆる花粉症の症状が起こります。
7℃以上の寒暖差がもたらすと言われています。
寒〜い冬の日。熱々のラーメンを食べたら急に鼻水がたくさん出てきた!なんて経験はありませんか?その現象も寒暖差アレルギーと同じ。急激な寒暖差が引き起こしている現象です。
寒暖差アレルギーを起こしやすい状態のポイントは手首
もしかしたら私って寒暖差アレルギー?
そう感じたらご自分の手首の温度(手の甲側)をチェックしてください。ヒンヤリ感じたら要注意!
10秒程さするだけでも良いのでしっかり温めてあげましょう。こうして手首を冷やさないように気をつけるだけで、寒暖差に対抗できる身体ができてきます。
「首筋を守るためにストールやタートルネックの洋服を着ています」
という声を聞くことも多いのですが、実は先に守るべきは首筋ではなく、手首です。
ストールやマフラーなどの守るグッズが多く、冷やさないことを意識される方が多い首筋に対し、手首は案外、無防備なままになっていることが多いもの。
いちばん簡単な対策としては、しっかりした長袖の洋服を着ることです。袖口が広すぎず、袖が短過ぎず、暖かさをキープしてくれる形を選びましょう。
さらに万全を期すために、手首にはリストバンドを巻きましょう!
テニスの試合の時に汗を拭くためのアレで手首を暖かく守ってあげてください。デザインにこだわらなければスポーツショップまで買いに行かずとも、100円ショップで手に入ります。
アレルギーなのにアレルギーではない!?
寒暖差アレルギーは「アレルギー」と名前がついているものの、アレルギーではありません。花粉などの特定のアレルゲンが検出されないため、処方薬もありません。
お薬で改善できない性質上、手首をしっかり守った後は、出来る限り温度差が最小限に押さえられる生活を心がけ、睡眠や無理のない生活習慣を送ることが肝心です。こうした生活でしっかり自律神経の調子を整えてください。
こうした生活は寒暖差アレルギーだけでなく、風邪の予防としても大切です。
自律神経のバランスを整えて寒暖差に負けない身体を作って、季節の変わり目を快適に過ごしましょうね!
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はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)
地に足のついた成果を出せる鍼灸師でありたいと思っています。
何となくいい感じかも?というフワッとした鍼をするのでなく…。
その人のポテンシャルを最大限引き出す力が鍼にはあります。
お力になれたら嬉しいです。
好きな言葉は「真剣勝負」
格闘技・筋トレ・猫が大好きです!
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