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群馬研修日記・坂口編(13) 鍼灸師が活法を学ぶ理由(前編)「そもそも活法とは」

" スタッフ研修, 坂口友亮 "

2016年5月31日

坂口です。研修14日目です。

 

(12)「カポスの経営を学ぶ」のつづき

 

坂口友亮

 

29日(日)と30日(月)は「活法セミナー入門☆肩こり編」に参加していました。

 

活法(かっぽう)とは、殺法(古武術)の裏技として継承されてきた医術のことを指します。

 

そのルーツは戦国時代にさかのぼり、戦場で負傷した兵をいち早く戦に復帰させるため、また日常の激しい稽古で負った怪我をいち早く治すために、活法という技術が生まれたと言われています。

 

しかし、活法は秘術のため口伝が慣例であり、書物はほとんど残っていないそうです。某有名漫画に出てくる”一子相伝の暗殺拳”みたいで、なんかカッコいい。

 

活法(かっぽう)とは

実技に入る前に、碓井流活法の理論に関する座学が行われました。

 

活法セミナー

 

”碓井流活法の人体観”みたいな内容かな~と思っていたら、「人類」「幸福」「宇宙」といった壮大すぎるキーワードが飛び出します。

 

「人類の目標」や「真の幸福」について大真面目に考えている手技療法って、聞いたことがありません。しかも、最終的にはそれらの内容が活法の手技につながってきているようです。聞いてすぐに理解出来るようなものではありませんが、とにかく壮大で奥深い世界観があるようです。

 

そして待ちに待った実技にうつります。今回は肩こりをターゲットとして厳選された十手を、二日間かけてみっちり練習しました。

 

活法セミナー

 

今回のセミナーは”入門”と銘打ってありますが、どれも簡単な技ではありません(とても簡単そうに見えますが)。しかし、難しいからこそ身につけたら大きな強みになるとも言えます。がぜんやる気が出てきました。

 

簡単そうに見えますが

講師の橋本先生とオーナーが行うデモを見ていると簡単そうに見えますが、実際やると、これが難しい!アドバイスをもらいながら何度も繰り返して練習します。

 

そしてセミナー二日目の午後、二人一組で、お互いに技をかけ合い練習していた時のことです。私がペアの相手に「カスミ」という技をかけて首の可動域を確認してもらうと、

 

「おーすごい!めっちゃ動きますわ!」というリアクションが!

 

相手もびっくりしていますが、技をかけた私も「えーホンマですか!」と驚き、「これが活法か!?もう自分を抑えらんねぇ!」と興奮しまくり。

 

こんな世界があるのか・・・と、ただただ驚くばかりです。治療して「良くなりました、ありがとう」を超える「はっ!? 何これ! スゲー!」という驚きと感動の世界。

 

活法、すごすぎます。

 

シンプルすぎる

碓井流活法は、その背景に奥深い世界観と哲学がある一方で、手技の発想自体はおどろくほどシンプルです。オーナーと私のやりとりを例に挙げると、

 

オーナー「下がっているから痛いの? じゃあ上げたらいいんじゃない?」

 

坂口「そりゃそうですけど・・・できるんですか?」

 

オーナー「できるよ」

 

坂口「できるんですか? そんな手技あるんですか?」

 

オーナー「あるよ」

 

坂口「あんのーーーーーッ!?」

 

いや、もう驚きすぎて、敬語を使う余裕もありません(すいません)。小学生でも思いつきそうなシンプルすぎる発想と、それを実際にやってしまう技術。脱帽です。

 

活法に興奮しまくりの二日間でした。

 

活法セミナー

 

興奮した、とばかり書いて「鍼灸師が活法を学ぶ理由」を書いていませんね・・・つづきます!

 

つづく…(14)「鍼灸師が活法を学ぶ理由(後編)『センスのある鍼灸師とは』」

この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス(鍼灸師)

本物の鍼を追究するために大阪からやってきました。

患者さんに「鍼って本当に効くんですね」と言ってもらえた時に、鍼灸師としてのやりがいを感じます。

好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」

 

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活法研究会 講師候補
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