電車・人ごみでの体調が不安な方へ…『ヘルプマーク』をご存知ですか?
こんにちは、浦井です。
『ヘルプマーク』をご存知ですか?
先日、カポスに来院されている患者さんが『ヘルプマーク』をカバンにつけているのを目にしました。
確かに体調に不安がある中、電車を乗り継ぎ、人混みの中を来院されるのは心理的にも肉体的にも負担が大きいことでしょう。
恥ずかしながら私は「そういうマークが最近あるんだな」くらいの認識でした。
一応知ってはいるものの、
・そもそもどんな意味を持つものなの?
・誰が持つものなの?
・実際に見かけたら、どんな対応をすれば良いの?
ヘルプマークってそもそも何?
赤色と「+」マークは「助けを必要としている」という意味。ハートマークは「助ける気持ち」を表現しています。
デザインがスタイリッシュですよね。
スタイリッシュがゆえにファッションとして着けていると思われたり、似ている国旗である「スイスが好きなの?」と誤解を受けてしまい説明に困ることもあるそうです。(真面目な話です)
まだまだヘルプマークが浸透していない証拠だな、と思います。
ヘルプマークを使う対象者としては、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々です。
・義足や人工関節を使用している方
・内部障がい
・難病の方
・妊娠初期の方 など
周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなる目的で作成されました。
難病の方の具体例としては、精神疾患(うつ、パニック障害、統合失調症)過呼吸、喘息、視力障害、起立性障害、慢性疲労症候群、線維筋痛症などが挙げられます。(ごく一部です)
ヘルプマークを見かけたらどのような対応をすれば良いのか?
電車やバスの座席を譲る、声をかけるなど、「思いやり」を持った行動を、とのことです。
でも・・・なんとなく相手に負担をかけてしまうのではないか、上手に手助けできるかどうか。こちらも不安ですよね。
そんな不安に対しては、このTweetが非常に参考になりました!
ヘルプマークを使用している方が「こんな風に行動してほしい」「こんな風に考えてくれたら嬉しい」という考えを教えてくれています。
https://twitter.com/marinakoganei/status/1067876635221778432
https://twitter.com/marinakoganei/status/1066470675358015488
やっぱり『思いやり』が大切ですよね。
そして『思いやり』と同じくらい『行動』に移してみることが大切なんだな!と思いました。
カポスに通院している患者さんにも関係がある
ヘルプマークの対象者は『外見からは分からないけど困っている方』です。
カポスに通院されてる方であれば、
・耳の疾患(難聴・耳のつまり・音が響く)
・めまい(ぐるぐる・ふわふわ・ゆらゆら)
・慢性的な腰痛、股関節痛、膝痛
・頭痛(群発頭痛・緊張性頭痛・偏頭痛)
などが挙げられます。
少しでも不安なく行きたいところに行ける社会になるよう、私もヘルプマークを見かけたら『思いやりと行動』で自分にできることをしていこうと思います。
はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)
地に足のついた成果を出せる鍼灸師でありたいと思っています。
何となくいい感じかも?というフワッとした鍼をするのでなく…。
その人のポテンシャルを最大限引き出す力が鍼にはあります。
お力になれたら嬉しいです。
好きな言葉は「真剣勝負」
格闘技・筋トレ・猫が大好きです!
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