迷いは魔酔いになる ~治療におけるナビゲーターの役割~
迷い(まよい)と魔酔い(まよい)
ハロウィンといえば、黄色いカボチャの中をくりぬいたジャック・オー・ランタン、日本における提灯(ちょうちん)のような意味合いがあり、ハロウィンの時期にやってきた霊を迷わせないように案内します。
案内人(ナビゲーター)になる
私たちもジャック・オー・ランタンのような存在です。臨床の現場において、いかに患者さんを迷わせないかがとても重要なテーマになってきます。具体的に心がけている点として、患者さんの「道標」になれるのが理想と考えています。
登山をイメージしてください。知らない土地で、初めての山登り。頂上を目指すとします。地図もありません。そのような状況で、一人で登ることもできますが、現地に詳しい案内人をつけて登ることも出来ます。より早く頂上に到達するためにはどちらが早いと思いますか?もちろん、後者の案内人をつけた方が早いですよね。
治療において、頂上とは「症状改善」、その過程が「治療の道筋」です。「道に迷った」状態とは症状が改善しない状況といえるでしょう。道に迷った状態では、徐々に心は病み、体は疲弊してきます。案内人(医療者)としての使命は、道を間違うことなく頂上に連れていくことです。わたしたちが迷えば、同行している方も迷わせてしまいます。道に迷わせることなく、最短で頂上に行けるようにナビゲートしていきます。
<院長:秋澤>
この記事を書いた人
はりきゅうルーム カポス 院長(鍼灸師)
整体師(活法)歴は10年以上あるが、鍼灸師としても一流になるためにカポスに入社。二刀流(整体・鍼灸)に憧れている。臨床で人体のしくみを解き明かす日々に喜びを感じています。
日ハムと名古屋グランパスを応援している二児の父。
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活法研究会 講師
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