群馬研修日記・光山編 ポーカーフェイスな患者さん
養気院勤務の光山です。
※養気院はカポスのオーナーが院長を務める群馬の鍼灸院です。
似顔絵はもうすぐ完成です。
この人を探しています
養気院の患者さんに顔を覚えてもらうため、こんな張り紙を作ってみました。
いい感じにできたと、受付、施術室に、できあがった張り紙を貼って回っていると、後ろから栗原院長の奥さん、マサエさんの声が・・・
「ワンちゃん探してるみたいだね。」
驚!!!
確かにたまに見る、電信柱や掲示板に貼ってる迷い犬探し。
もうそれにしか見えなくなってきました・・・
鍼にびっくりせえへんの?
養気院に来てから初の臨床見学。
患者さんに、少しずつ顔を覚えてもらいながら、いよいよ臨床見学のスタートです。
栗原院長が開催している整動鍼セミナーで施術を見たことはありますが、実際の患者さんに対しての施術を見るのは、初めてです。
とても興奮しています!
養気院(カポスの姉妹店)で行われている整動鍼は、痛む場所に鍼をすることはほとんどなく、その痛みの原因となっているポイントに鍼をします。肩・頸・腰に症状があるのに手や足に鍼をする、といった感じです。
ある男性の患者さん、腰痛で来院されました。
「〇〇さん、今から気になっている所が良くなるよう、ここ(指で触れたところ)に鍼をしますね。」
・・・数分後
「はい、鍼抜きます。じゃあちょっと確認してみましょうかー。自分でも触ってもいいですし、動かして気になる所あったら言ってください。」
「あれ?大丈夫です。気になっていた所がなくなっています。」
と驚いた表情。
この一連のやり取り、セミナーで何度も見た光景です。言葉の掛け方まで、全く一緒です!
疑ってたわけではありません。しかし、実際、患者さんに行っているのを見ると、「2,3本の鍼でこれだけの効果が・・・ すげぇ!!」施術室でなければ、思わず叫ぶところでした。
患者さんのリアクションはそれぞれ。
鍼施術が終わって動作の確認をしても、「んー」と言った顔をしたままの患者さん。
見学している私は「鍼をする度に、動きやすそうなんだけどな。痛みがきついのかな。」
と感じていたのですが・・・。
栗原院長が、
「鍼する前と比べて、どうですか?」
と尋ねると、
「だいぶいいです。」
え!いいの!?
「最初の痛みを10としたら今は?」
「1あるか、ないかです」
え!そんなに!?
まだ若干違和感は残るものの、来院された時よりすごく良いみたいです。
違いを感じていても、顔に出さないクールな患者さんでした。
リアクション、もう少しあっても。
そんなことも含めて、この群馬の1週間は驚きの連続です。
はりきゅうルーム カポス姉妹院=養気院(鍼灸師)
群馬県にある養気院で、カポスと同じ鍼灸の技術を用いながら日々臨床に励んでいます。1つ1つ明確な変化を出すツボの可能性に魅了され、生まれ育った大阪を飛び出しました。
群馬の魅力も開拓中です。
・活法研究会 講師候補
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