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夏の花粉症が9月に出た理由

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2014年9月9日

今月(9月)の初めに岐阜で児童を中心に一過性の目の充血や腫れを訴えるというニュースが流れました。この”集団花粉症”ですが、岐阜の一部だけで花粉症が出たのにはワケがあります。それは「地域独特のイネ」と「台風」にありました。

夏はイネ科の花粉症

鼻水イネの花粉症があるのか、と思った方も多いと思います。ただ、今回のポイントはそこではなく、イネの花粉症が本来は夏であることにあります。

 

イネ科は、スギ・ヒノキが終わった5月中旬から8月下旬あたりまで、「カモガヤ」「ハルガヤ」「オオアワガエリ」という外来3種が花粉を飛散させます。あまり知られていませんが、イネ科はヨーロッパではメジャーな花粉症です。イギリスでは牧場従事者が多く、イネに触れている機会が多いため、花粉症を訴える方も少なくないようです。

 

日本で有名なスギやヒノキ花粉症の方は、日本の人口全体の約25%と言われています。イギリスでは、日本でのスギ・ヒノキ花粉症と同等の人口の約20%がイネ科花粉症と言われています。

 

イネ科の特徴は「草」であることです。スギやヒノキの「木」と違い、背が低いのであまり広範囲に花粉を運ぶことはありません。それゆえ、防波堤や川岸などに近づかなければ大丈夫です。

 

初秋に発症した理由

地方独特のイネである「ハツシモ」。岐阜県大垣市を含む西濃地域で主に作られています。このハツシモは、初霜の降りる季節に収穫することから名付けられたようです。「初霜」というぐらいですので、普通のイネより収穫が遅い事がわかります。少し遅い季節に、台風が影響し花粉が広がったために大多数の人に症状がでてしまった、というわけです。

秋の花粉対策

気温が落ち着き、風の心地よさが季節の変わり目を伝えてきてくれています。この時期は、特に朝晩が冷えてきますね。秋花粉症の方や、朝方に鼻水が出たりくしゃみが出る方に、ぜひ試してほしいのが「手首を温める」という方法です。

 

寒暖差アレルギーは手首のツボで対策しましょう!

 

カポスの花粉症治療は、持っているアレルギーの種類を選びません。これから秋の花粉症が始まります。ブタクサ、ヨモギなどのアレルギーで苦しんでいる方は、ぜひ治療を試してみてください!

 

品川カポス院長 秋澤英樹

 

<院長 秋澤>

 

花粉症(アレルギー性鼻炎)はツボにシールを貼るだけ

この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス 院長(鍼灸師)

整体師(活法)歴は10年以上あるが、鍼灸師としても一流になるためにカポスに入社。二刀流(整体・鍼灸)に憧れている。臨床で人体のしくみを解き明かす日々に喜びを感じています。

 

日ハムと名古屋グランパスを応援している二児の父。

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