毎日の掃除にルンバを導入したら、掃除効率が劇的に改善した
カポスでは床に毛足の短いカーペットを敷いており、その掃除をルンバにまかせている。
以前はコードレス掃除機を使っていたが、ルンバを導入してから掃除効率が劇的に改善した。ちなみに、掃除効率は以下の式で計算できる。
ルンバを導入してから短時間でよりキレイになった。つまり分母の数字(キレイさ)が大きくなり、分子の数字(所用時間)が小さくなった。結果、はじき出される掃除効率の数値は爆上がりである。これは劇的に改善した、と言って良いだろう。
ルンバを導入したのは、去年の夏だった。ある日、ペンをソファの下に落としてしまったので、拾おうとかがんでソファの下に手を伸ばした。
ん…?
何か…カーペットほこりっぽい??
いや、そんなはずはない。毎日ダ〇ソンで掃除してるし。きっと気のせいだろう。
そう思いながら、もう一度カーペットに顔を近づけた。
これは…わずかだが、ほこりっぽい。
気にしすぎかもしれないが「ほこりっぽいか」「ぽくないか」で言うと、ほこりっぽい。
なぜだ。毎日ダ〇ソンで掃除しているのに。吸引力の変わらない、ただ一つの掃除機じゃなかったのか。
文句を言ってもしかたないので、その日から念入りに掃除機をかけるようにした。
1週間後。
…何も変わっていない。「ちょっとは良いかな?」という期待を挟む余地もなかった。これではいけない。すぐに掃除の専門業者に相談した。
「あー毛足の短いカーペットなら丸洗いできますよ」
業者さんの言葉は頼もしかった。しかし、金額はそこそこかかるようだ。さらにカーペットを乾かすのに丸一日かかるらしい。
できれば、もっと簡単にやりたい。そう思って調べてみると「ルンバが良いらしい」という情報をネットで見つけた。
早速、オーナーの許可を取りルンバを注文。箱を開封してルンバのスイッチを入れると「ピポーピポピー♪」という軽快なメロディと共に動き出した。
はじめて動くルンバを見た感想は「バカっぽいな」だった。悪い意味ではなく、バカっぽくてかわいいのである。機械だから無機質な動きをイメージしていたが、どことなく「一生懸命掃除してます」風の動きをする。ルンバユーザーの中にはマイルンバに名前をつける人がいると聞くが、何となく気持ちがわかる。
帰る前にスイッチを入れておくと、夜の間に掃除してくれる。これだけで帰宅前の掃除時間が格段に短くなった。しかし、キレイさに関してはあまり期待していなかった。「”一生懸命掃除してます” 風をだしてるけど、本当にキレイにしてくれるのか?」と思っていた。
しかし予想はいい意味で裏切られた。ルンバを導入して1週間後、再びカーペットの匂いを確認してみた。
無臭。
カーペットのほこりっぽさはキレイさっぱりなくなっていた。今までせっせと掃除機をかけていたのは何だったのか。ショックだったが、ルンバの性能に驚いた。
以来、カーペットの掃除はルンバ無しでは考えられない。ルンバ様々である。
しかし、一つだけ欠点がある。ルンバは本体の充電が少なくなると、自動でホームベースに帰る機能がある。
掃除を終えてから戻るならいいが、たまに10分くらいしか動いていないのに「もう無理です」とばかりにホームベースに帰宅している時がある。
しかも、その時のメロディが「ふぅ~やりました!」と言わんばかりに達成感バリバリなので、ちょっとイラっとする。
なのでホームベースを撤去して、コードから直に充電するようにした。これなら、帰る場所を失ったルンバは本体の充電が切れるまで掃除してくれる。
さっきまで「ルンバ様々」とか言ってたのに、この仕打ち。
もしルンバに感情がめばえたら、ストライキを起こすかもしれない。ターミネーターみたいにルンバが反逆してくると困る。一度吸い込んだホコリとかまき散らしたりしそう。
アイロボット社の開発担当者様、ルンバにAI(人工知能)を搭載する際は、感情をプログラミングしないようお願いします。
はりきゅうルーム カポス(鍼灸師)
本物の鍼を追究するために大阪からやってきました。
患者さんに「鍼って本当に効くんですね」と言ってもらえた時に、鍼灸師としてのやりがいを感じます。
好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」 趣味はサウナ。
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