NEWゴルフで悪化する右肘の痛み
症状

右肘の痛みが主訴である。2週間前にゴルフをしている際に発症し、右肘の内外側に痛みを感じるようになった。痛みは肘を使う動作で特に強く、日常生活でも痛みを感じることがある。ゴルフをすると痛みが増すため、趣味のゴルフに支障をきたしている。医療機関ではゴルフ肘の疑いと診断され、痛み止めを処方されたが、根本的な改善には至っていない。また、肩の動きも悪く、関連する症状として考えられる。
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来院者
男性
60 代
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期間
2024年5月 ~ 2024年9月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
9回
施術と経過
初診時の触診では、肩の動きの悪さと前腕の筋肉の緊張が確認された。施術は主に背中のツボを中心に鍼を行った。初回施術後、肘の屈曲時の痛みが少し軽減した。2回目以降、ゴルフをすると痛みが強くなることが繰り返されたが、6回目の施術で手のツボに鍼を加えたところ、調子が良くなった。8回目の施術後には、ゴルフをすると痛みが出るが、日常生活では問題がなくなり、9回目で症状が改善したとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
右肘の痛みは、ゴルフによる負荷が原因と考えられ、背中と手のツボへの鍼が効果的であった。特に手のツボへの鍼を加えたことで、症状の安定が見られた。ゴルフを続けながらも、日常生活での痛みが軽減し、最終的には9回の施術で改善が見られた。今後は、ゴルフの際のフォーム改善や適切な休息を取り入れることで、再発を防ぐことが重要である。