うがいで水がもれる、食事がしづらい
症状
3週間前、突然ひどい左後頭部痛が出現。 4日後、顔が腫れぼったい感じがした。うがいの際に口から水が漏れた。 その2日後、職場の同僚に「顔が変だよ」と言われ耳鼻科へ行った結果、ヘルペスウイルスによる片側顔面神経麻痺と診断された。ステロイドを処方され服用。 2週間ほど薬を服用したが、改善の兆しがないため来院。 左の表情筋が動いておらず、目尻、口角の高さが左右で異なっていた。 また、食事の際に口が開けづらい、食べづらい、飲みにくいのが最も気になるとの事。
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来院者
女性
30 代
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期間
2014年10月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
4回
施術と経過
初回は発症当時から出現していた左後頭部頭痛を取る事と、顔全体の重さを取ることを目的として、背中と足に鍼をした。 施術直後に、まばたきのスピードや閉じ具合が左右対称になり、頭痛も消失した。 1週間後の2回目の来院時には、うがいをできるようになるまで改善。 その後も順調に回復し、4回の施術で表情の左右差がなくなり、自覚症状も消失した。
使用したツボ
まとめ
発症から約3週間という早いタイミングで条件に恵まれていたため、早期回復に繋がった。 改善には、顔面の筋肉を動きづらくさせている原因を全身から見つけ出し、1つ1つアプローチしていく事が重要である。
担当スタッフ