カポス研修日記・浦井編(3)「”究極の前向き思考”を手に入れた!」
浦井です。カポスでの勤務を開始してから一週間が経ちました。ここ数日はようやく品川駅で迷う事がなくなってきました!
おかげさまで、患者さんにご挨拶や、お話させて頂く機会も増えました。緊張もありつつ、充実した毎日をカポスでも過ごさせてもらっています。
「ありがたにゃ〜」
そのリアクションに私の方がびっくり
前回のブログで書いたように、先日、活法研究会の活法セミナーにて、初めてちゃんと活法を学ぶことができました。さっそく自分の練習もかねて、ちょうど右肩の動きが悪かった家族に活法をしてみました。
「今までいろいろやってもらったけど、一番変化を実感できた!」
活法をやった後に言われた言葉です。今まで鍼、お灸、マッサージと、何年もの間、数えきれないくらいしてきました。ただ、いつも終わった後に言われるのは「なんとなく楽になったよ」という、なんとも煮え切らない言葉・・・。
ところが今回は全く反応が違いました。右肩の動きに関しても、はっきりと大きく動くようになっているのがわかります。私の方がびっくりしてしまいました。どうやら気を使って言ってくれている訳ではなさそうです。
完璧でないのに効果があるから不思議
私は活法初心者です。正直なところ、完璧にはできていません。それなのに活法の効果が、しっかりと想像以上に出たのです。そこが少し不思議に感じ、秋澤院長に疑問研修をぶつけてみました。
「全然完璧にできなかったのに、なぜしっかり効果を感じてもらえたのでしょう?」
秋澤院長に答えが予想外で、またまたびっくりしました。
「そこが活法の良いところなんだよ!」
「たとえ完璧にできなくても、その人にレベルに応じた変化が出る。もしうまく行かなかったとしても、そこで切り替えて他の手技をすれば良い。そのために活法には数多くの手技がある。だから、必ずなにかしらの変化を出す事ができる!」
・・・と。
これを聞いて、ますます活法って面白い!と感じました。
この場でなんとか動けるようにする
活法のルーツは戦国時代にさかのぼります。戦場で負傷して動けなくなり、命の危険にさらされている兵士に対して、”今、この場でなんとか動けるようにする”ために考えられたもの。それが活法です。
だから、”完璧ではないから”と言って、何もしないことは、死を意味するのです。とにかくベストを尽くし、手を尽くしてみる。そうすればなにかしらの変化を出すことができる。
全ての物事に通じると言っても過言ではない、”究極に前向きに物事に取り組む気持ち”が活法の根底にあるように思えました。その世界観や考え方が、私はとっても好きだな〜、と感じました。
究極に前向きな毎日に
今、カポスでは毎日、技術研修をしてもらっています。さらに、月数回は栗原オーナーも交えての院内研修も行います。まわりのレベルと意欲の高さに、打ちのめされる気持ちになることもしばしば・・・。
ですが、今回、活法の良いところを知って、”究極に前向きに取り組む気持ち”は忘れないようにしよう!と思いました。
そして、もっと完成度を高めていけたら、どれだけの変化が出せるのだろう?と考え、自然とワクワクしてきました。
早くカポスで患者さんが笑顔になってもらえる治療ができるように、来週からもがんばります〜!
はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)
地に足のついた成果を出せる鍼灸師でありたいと思っています。
何となくいい感じかも?というフワッとした鍼をするのでなく…。
その人のポテンシャルを最大限引き出す力が鍼にはあります。
お力になれたら嬉しいです。
好きな言葉は「真剣勝負」
格闘技・筋トレ・猫が大好きです!
浦井先生、いつも楽しみにブログを拝見してます。
先生、言葉の泉ですね。
『究極に前向き』
活法の事がググッと身近に感じられました。
そういう前向きな気持ちがお任せ出来る安心感に繋がっているのでしょうね。
私もいつかは学びに行きます。
その時は是非、浦井先生の手解きを宜しくお願いします。
小田さん
ありがとうございます!活法初心者だからこそできる表現で、活法の楽しさと魅力を伝えられたら良いなぁと思っています。
いつかセミナー等で、お目にかかれたら嬉しいです。その際はよろしくお願いします。