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頭痛薬をやめたくもやめられない方へ

" 秋澤英樹, 頭痛 "

2015年2月10日

薬のことが忘れられない

薬院長の秋澤です。

 

今回は、薬物乱用頭痛は、恋の病と良く似ているという話です。どちらも「相手に心が傾いている」ところが同じです。

 

まず、恋の話から。

 

気になる相手ができると、居ても立ってもいられず相手の事ばかりを考えてしまいます。そんな経験ありますよね?

 

恋するきっかけは人それぞれ。見た目がタイプ。笑顔が素敵だから。話が合うから。嬉しい時間を一緒に過ごした。悲しい時や苦しい時に助けてもらった。

 

本気で恋に落ちてしまうと、恋の病はなかなか治りませんよね。好きになった人の顔が頭から離れません。

 

頭痛薬も、頭痛を患っている人にとって、頭から離れない存在になってしまいます。苦しい時に痛みを和らげてくれたことが忘れられないからです。依存する量がある程度までならよいのですが、ある線を越えてしまうと依存症に陥ってしまいます。

患者・医師・鍼灸師の三人四脚で頭痛薬から卒業する

イラスト_001頭痛薬も恋人も、うまく付き合うことができないと病は悪化してしまいます。ただし、頭痛薬の方はできれば付き合いたくないものです。必ず副作用があるからです。頭痛薬とお別れするためには、「別れたい」という意志と周囲のサポートが必要です。

 

ここから具体的に薬とお別れする方法について説明します。

 

まずは、医師に「薬を減らして行きたい」と伝えます。もちろん、すぐに薬をゼロにはできませんが、減らしても大丈夫そうな薬があるかもしれません。もし相談に乗ってもらえないようであれば、別の医師に相談することも視野に入れることが必要です。

 

カポスでは、鍼治療によって痛みを軽減させることができます。「軽減した分だけ(医師と相談しながら)薬を減らしてください。」とお願いしています。患者・医師・鍼灸師の歩調が揃えば、薬とお別れする事が出来ます。薬とお別れしたら完治を目指します。

 

カポスでは、「頭痛薬は良くない」と分かっていながらも、“別れ”のきっかけがなく悩んでいる方をサポートしております。ご相談をお待ちしております。

 

 

★関連記事:薬を飲めば飲むほど治りにくい頭痛の話

 

この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス 院長(鍼灸師)

整体師(活法)歴は10年以上あるが、鍼灸師としても一流になるためにカポスに入社。二刀流(整体・鍼灸)に憧れている。臨床で人体のしくみを解き明かす日々に喜びを感じています。

 

日ハムと名古屋グランパスを応援している二児の父。

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