花粉症の季節に発症する口角炎の正体
花粉症のシーズンは、カポスはたいへん混雑します。そんな中おいでになったMさんの話です。花粉症に悩むMさんは、顔の痒み、肌のパサつき、そして口角炎に悩んでいました。三ヶ月前から病院に通院するも改善が見られない様子です。
特に口角炎の悩みは深刻で、唇の端が切れて口が大きく開けられなくなるため、食事や会話のたびに痛みがで出て大きなストレスになっているようでした。
当院の花粉症治療はシール鍼で行っています。このシール鍼は、超微細な鍼が付いたシールで無痛な鍼です。シールをペタッと貼られる感覚しかありません。誰でも気軽に受けられる最新の鍼治療です。Mさんもこのシール鍼を使いました。
初回の翌日にさっそく効果を感じることができました。鼻水、くしゃみなどの一般的な花粉症の症状だけでなく、口角炎まで改善していたのです。
顔の熱が口角炎の原因
なぜ口角炎が治ったのでしょうか。それはカポスの花粉症治療の方法に秘密があります。一般的な花粉症の治療はアレルギー反応を抑えようと考えます。しかし、カポスはもっとシンプルに「目や鼻の粘膜が過敏になってしまうのはなぜだろう?」と考えています。
粘膜を過敏にするのは熱です。熱の上がった粘膜はちょっとしたものに反応してしまいます。その代表が花粉なのです。つまり、花粉症に悩んでいる人は、頭部や顔面部に熱を溜め込んでいる状態です。
この熱を上手に取り去ると花粉症が軽くなります(人によっては無症状になります)。当院が使うツボは、頭部や顔面部に溜まった熱が逃げるルートを開いてくれる働きがあります。Mさんの口角炎は、この効果によって改善したと考えられます。
肌の調子まで整う花粉症治療
口角炎が良くなったMさんは興奮気味におっしゃっていました。
「病院の薬で良くならなかったのに、一回の鍼治療で良くなるなんて凄い!」
Mさんのケースは、口角炎の悩みが強かったパターンですが、目の充血や肌のパサつきがひどくなる人も多くいらっしゃいます。当院の花粉症治療は、顔の熱を冷ますという視点でツボを選ぶため、鼻水やくしゃみだけでなく二次的な効果が期待できるという特徴があります。
調子が上がるのはお顔だけではありません。熱が逃げるルートである頚や肩のこわばりを緩める作用があるので肩が楽になったという感想もたくさん寄せられています。
(院長 秋澤英樹)
はりきゅうルーム カポス 院長(鍼灸師)
整体師(活法)歴は10年以上あるが、鍼灸師としても一流になるためにカポスに入社。二刀流(整体・鍼灸)に憧れている。臨床で人体のしくみを解き明かす日々に喜びを感じています。
日ハムと名古屋グランパスを応援している二児の父。
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