動物の花粉症
動物の花粉症とは?
花粉症は人間だけではなく動物にもあります。
世界で始めて花粉症を発見した動物は猿です。
1886年猿に対して試験を開始。猿用に濃度を上げたアレルゲンを皮下に注射して反応をみる。
有名なのは猿です。花粉症のシーズンになるとニュースでよくみかけます。
他にも犬や猫などさまざまな動物にも花粉症はあります。
散歩中に目がショボショボしたり鼻水をたらしていたり体をかゆがったりしていた事ありませんか?
それは花粉症の可能性があります。花粉症かもと思ったら病院で血液検査をして調べてもらいましょう。
犬・猫の場合は皮膚の症状が強くでます。脇、手足の先や関節、お腹、口、目の周り、耳が特に出やすい所です。
動物の花粉症の治療法と対策
犬猫の治療法は人間と同じです。抗ヒスタミン剤やステロイド剤でかゆみや炎症を抑えます。
ただしステロイド剤を長期使用すると皮膚や毛がぼろぼろになったりしますので注意しましょう。
アレルゲンに対して慣れさせる減感作療法があります。この治療法は長い期間治療をしなければならないのでよほどの重症ではない限り行うことは少ないと言われています。