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鍼灸院

一般的な鍼灸の花粉治療

ここでは一般的な鍼灸治療をお伝えして行きます。

 

まず、治療方針で大きく分けて2つに分けることが出来ます。

・患部(顔・頭・首)を治療する

・体質改善の治療する

患部治療(標治法)

東洋医学用語で【標治法】と表現し、対症療法の治療を行います。

花粉症の症状が出てきた時に、その症状を治めるためのツボを使い鍼(はり)をしていきます。

またセルフケアとして使えるツボとして紹介しているところもあります。

 

治療開始時期としては症状が出た後になります。基本的に少しでも今の症状が楽になるように治療していきます。鼻の通りを良くする為のツボが好まれて紹介されていたり、治療に使われます。

鼻の通りをよくするツボ

百会ミニ

百会(ひゃくえ)】

頭のてっぺんにあります。

上星(じょうせい)】

髪の毛の生え際から少し上にあります。

印堂(いんどう)】

左右のまゆげの間にあります。

迎香(げいこう)】

鼻の穴のすぐ外側にあります。

 

さんちくミニ

攅竹(さんちく)】

まゆげの内端にあります。

 

睛明(せいめい)】

目頭と鼻の骨の間にあります。

 

鼻痛(びつう)】

鼻づまりを解消させるのに役立ちます。

 

 

鼻水を止めるツボ

だいついミニ

風池(ふうち)】
後頭部のすぐ下。耳たぶの後ろの方で、横でもなく真後ろでもなく、その中間付近で筋肉のふくらみの溝にあります。

 

大椎(だいつい)】

下を向いた時に一番出っ張る首の骨です。

 

 

 

 

 

 

☆もっと詳しく≫花粉症のツボ

体質改善治療(本治法)

東洋医学用語で【本治法】と表現し、体質改善の治療を行うことをいいます。

 

東洋医学では「花粉症」というものに対して何かを行うということはしません。自分自身の体質改善をしたことで花粉症でなくなった、つまり結果的に花粉に反応しなくなったということを狙って行きます。身体が疲れやすい、イライラしやすい、胃腸が弱い、などと同様に「花粉に弱い」というものを治療するということです。

 

鍼灸(はりきゅう)における東洋医学の世界観では、「気・血・水(津液)」という3つの液体が淀みなく流れていれば健康と捉えます。そのうえで各流派によっての解釈が異なり、また治療法も違ってきます。よく耳にするものとしては【五行】(木・火・土・金・水)や【経絡・経穴】(ツボ)でしょうか。

 

体質改善するのにはとても時間がかかります。本来であれば年間、それも数年をかけて治療していくものだと思います。

いつ始めるの?

2013年の流行語大賞になった「今でしょ」といかないのが鍼灸です。花粉に反応しない身体に改善していくわけですから、時間がかかります。各流派ともいろいろと考えがあると思いますが、平均的に花粉が飛び始める4週間前がベストというところが多いです。

 

つまり花粉の症状が出て来てしまった時は少し遅いかもしれません。先に述べた患部治療をしながら症状の改善を狙ってください。薬と違い副作用はないですから身体にとってはすごく優しいです。

カポスの花粉症専門治療

カポスで行う花粉治療は一般的な鍼灸院と大きく分けて3つ違いがあります。

 

1.「熱の発生を抑える」という新理論

2.  花粉症に効く独自のツボを使用

3.  完治へのプログラム

 

1.「熱の発生を抑える」という新理論

花粉症の原因とは

くしゃみ 女性花粉症の方は、花粉の飛ぶ季節に反応することによって症状が出ていますが本当に花粉が原因なのでしょうか?

 

当たり前のことかもしれませんが、花粉の飛んでいる季節にマスクにゴーグルの完全装備でいても症状が出る人がいます。また同様にマスクもゴーグルもなく顔を出して普通に生活していても症状のない人がいます。「アレルギー症状」と片付けてしまえばそれまでですが、改善のヒントがここにあります。

 

花粉症の方には、症状の出ていない方に比べて違いがあります。それは花粉だけでなく他の物質にも過敏に反応するという傾向があることです。つまり「花粉でも悪化する鼻炎症状」と考えることが適切ではないかとわたしたちは考えています。

 

花粉症と熱の関係

花粉症の4大症状は「くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ」です。その他に、顔が火照る感じや眠気、ぼーっとする、のぼせ感など様々なものがあります。特に鼻が詰まってくると悪循環が重なり、のぼせ感や集中力低下がよりひどくなってきます。

 

花粉症 顔3この状態をイラストにすると左のようになります。

熱が頭、特に顔に溜まっている状態と言えます。熱が溜まることで更に症状が強くなっていくのです。

 

首筋、耳の下に「風池」という有名なツボがあります。このツボを鍼や指圧で刺激すると目や頭がスッキリします。また、鼻の通りもよくなります。花粉症にとってとても重要なツボです。

 

「風池」と名付けられた、このツボは熱が溜まりやすい位置でもあります。熱が欝滞しやすいところなのです。特に花粉症では顕著で触れてみるとモワッと温かいことが多いのです。

 

ただし、ここで発熱をしているのではなく熱が滞って加熱された状態です。この熱をどう処理するかが花粉症治療において重要なことと考えています。

 

熱と症状の関係性

熱は上に昇る性質があり、その熱は出口を求めて移動します。出口になり得る穴は、目、鼻、耳、口です。 また熱があるところは過敏に反応します。つまり熱が目、鼻、耳、口に近づくことで過敏になり、花粉でも悪化する鼻炎と目の症状が出るということです。

 

火事花粉症を治そうとするなら、出口に注目するのではなく熱の発生に目を向けなければなりません。火事にたとえるとわかりやすいと思います。

 

症状は窓の隙間から出てくる煙です。この煙は火事を知る最初の情報にはなっても、必ずしも火元の部屋と一致するわけではありません。煙は高いところに昇って逃げ道を探します。ですから火元は外からは見えないほど奥で下の方にあるかしれないのです。

 

症状の緩和を目指す対症療法は、窓だけを開けた状態に近いと思います。煙が窓から出て楽になっていても、火元が消えていないのでまた翌年に症状が出てくるのです。

 

熱を降ろす

顔 冷やす花粉症において熱が症状は相関関係があります。熱が上に昇ることで顔がのぼせ、花粉でも反応する鼻炎症状がでてしまいます。

 

顔に蓄積してしまった熱を顔面部のツボから発散させるのではなく、顔面部の熱が降りていくルートを正常化させます。

 

顔にある熱を降ろすルートは、そのまま喉や首に降りていくわけではありません。来た道を戻るように耳たぶの後、首の付け根にある「風池」にいったん戻ります。そしてその熱は頚を通り肩の方に降りて行きます。

 

構造上の関係で頚を通れるルートはとても狭いです。肩こりが強いと更に狭くなってしまいます。熱は、細いルートでも本来の性質に任せてでグングン昇ることはできますが、降りていくには流れの勢いとルートの余裕が必要です。

 

カポスの花粉症治療は、このルートを確保することで顔面部の熱を冷まし、花粉を代表とするアレルゲン(アレルギー物質)に反応しない冷静な状態に目指します。

熱の発生を抑える

消防士3花粉症を根本から治そうとするなら、熱の発生を抑えなくてはなりません。しっかりと火元の原因を見極めて対処しなくてはいけないからです。

 

私たちが注目しているのが肩こりです。肩こりには目や腕の疲れ、腰や脚の疲れなどが原因としてあげられます。原因が違えば肩こりの位置も違ってきます。ここで結論になりますが、私たちの花粉症治療の本質は肩こりの特定部分を解消させることにあります。風池という熱の溜まり場に熱が溜まらないように一歩二歩手前で熱の発生を抑えます。

 

☆もっと詳しく≫花粉症のメカニズム

 

2.花粉症に効く独自のツボを使用

カポスでは古武術をヒントに人間の動き(連動性)を分析しています。

 

☆もっと詳しく≫

花粉症のツボ発見

 

カポスで行う花粉症治療は通常の鍼治療に加えてシールの鍼を使用します。

 

花粉症のツボに鍼をした後、シール鍼をピンポイントで貼っていき、花粉やハウスダストなどのアレルゲンに反応しない体にしていきます。

 

☆もっと詳しく≫痛くない鍼

 

早い人は1週間で変化を実感できます。2~3週間で症状が半分以下になり完治した例も多数あります。

また国家資格を所持した鍼灸師が施術するので安心です。

 

☆もっと詳しく≫患者さまの声

 

アレルゲンに反応しない体にするためにカポスでは独自のツボを使用し花粉症の根治を狙っていきます。

一般的なツボは「症状の緩和」を目的にしていますが、カポスでは花粉症そのものがどうやったら治るか真剣勝負をしています。ツボはミリ単位。繊細な触診で的確に鍼とシール鍼を使っていきます。

 

☆もっと詳しく≫花粉症のツボ

3.完治へのプログラム

花粉症で一般的に言われている理論があります。それは身体の中にコップがあり、そこに水(花粉)が溜めて溢れた時に花粉症になるというものです。ただし、溢れた水が戻らないこの理論では花粉症が治ることはないような気がします。

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