NEW顎関節の問題と鼻の症状を伴う耳鳴りと耳づまり
症状

右耳の耳鳴りと耳づまりが主訴である。症状は2週間ほど前から始まり、以前から耳の症状を繰り返していたが、今回は薬を服用しても改善が見られなかった。耳のつまり感と耳鳴りが常に続いており、日常生活や仕事に支障をきたしている。医療機関では急性低音障害型感音難聴の疑いと診断され、投薬治療を受けたが効果がなかった。また、顎関節の問題や鼻詰まりといった関連症状も見られた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2024年3月 ~ 2024年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
9回
施術と経過
初診時の触診では、顎関節の問題と首の凝りが確認された。施術では、手や足のツボを用いて顎関節と鼻周りの調整を行った。初回施術後、翌日までは調子が良かったが、仕事を始めると症状が戻った。2回目以降も同様の方針で施術を継続した。施術を重ねる中で、症状は良くなったり戻ったりを繰り返していたが、6回目で耳のつまり感が消失し、7回目で耳鳴りがほぼ気にならなくなった。7回目から8回目の間に響き感が強くなり、聴力検査の結果も良くなかったが、9回目の施術後には聴力が完全に戻り、その後はケア目的で来院している。
使用したツボ
まとめ
耳鳴りと耳づまりの症状に対して、手や足のツボを用いた施術が有効であった。特に顎関節と鼻周りの調整が症状の改善に寄与したと考えられる。施術を重ねる中で症状の波が見られたが、最終的には耳のつまり感と耳鳴りが解消し、聴力も回復した。症状の再燃時にも適切な対応を行うことで、安定した状態を維持できた。今後もケアを継続し、再発防止を図る予定である。