NEW呼吸が浅く慢性的な疲労感を伴う肩こり
症状
子供の頃から慢性的な肩こりと疲労感を自覚していた20代女性である。一週間前から疲労感が特に強くなり来院した。症状は常時持続しており、なんとなくのだるさが続いている状態であった。医療機関での診察では「低血圧」との診断であったが、その他特記すべき異常は認められなかった。初診時の所見では、首肩の緊張と背部のハリ感、冷感が確認された。また、呼吸が浅い傾向にあった。
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来院者
女性
20 代
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期間
2023年12月 ~ 2023年12月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
初回施術では、呼吸の調整を目的として腕のツボに鍼をし、首肩の緊張緩和を目的として足のツボに鍼をした。施術直後から頚肩部の緊張が緩和され、呼吸がしやすくなった。一週間後の来院時には、頚肩部の調子が良好で呼吸がしやすくなり、疲れにくくなったとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
長期にわたる肩こりと疲労感に対して、呼吸の調整と首肩の緊張緩和を目的とした鍼施術を行った。疲労感と呼吸には密接な関係性があり、本症例では呼吸を整えることで疲労感の改善も得られた。首肩の緊張緩和と呼吸の調整を組み合わせた施術アプローチが、慢性的な疲労感の改善に有効であることが示唆された。