新型コロナウイルス感染後から頭がぼんやりする・味覚に異常がある
症状
新型コロナウイルスに罹患後から、頭がぼんやりした感じがする。そのせいか仕事に集中できない。
また、味覚にも異常があり、以前好きだったブラックコーヒーがすっぱく感じるとのこと。
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来院者
女性
30 代
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期間
2022年8月 ～ 2022年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
頸部の緊張が頭のぼんやり感・味覚の異常を引き起こしていると考え、緊張を取る目的で足と腰に鍼をした。
すると、頸部の緊張が緩み、頭が少しスッキリした。
この時点で胸鎖乳突筋のみ著明な緊張が残っていたため、緩和させる目的で手と足の甲のツボに鍼を行った。
すると、さらに頭のぼんやり感も良くなった。
仕上げとして、喉の調子を整える目的で背中に鍼をした。
2週間後、来院したときには頭のぼんやり感と味覚異常は気にならなくなったとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
新型コロナウイルス感染症を発症後、熱が下がり療養期間を経ても体調が完全に回復しない一例である。この症例では、頸部（胸鎖乳突筋の一部）にあった緊張が症状を引き起こしていたと考えた。その部位の緊張を解くことで、これらの症状に対して著しい結果をもたらすことができた。
担当スタッフ
石井佑
