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新型コロナワクチン接種後に痛めた左肩

症状

去年の10月頃にワクチン接種を行い、そこから左肩に痛みを感じる。 ジャケットを着る動作(肘屈曲時の肩関節外転)で最も痛みが強く、痛みで目が覚めることもある。 病院で検査したところ「ストレートネック」と告げられた。ただしはっきりした原因は特定できず痛みが長引くため来院された。

  • 来院者

    男性

    50 代

  • 期間

    2022年5月 ~ 2022年6月
  • 頻度

    週1回程度
  • 通院回数

    2回

施術と経過

1診目 痛みを訴えていた場所は三角筋前部線維であった。そこと関連する背部に著名な緊張があったため、そこに鍼をした。 すると、左肩が楽になり、動作での痛みは消失した。 しかし、違和感は残存しているため、三角筋と関係する腰と足のツボに鍼をした。 この時点で違和感もほぼ消失。最後の仕上げに前胸部の筋肉の緊張を緩め、本日の施術は終了とした。 2診目 日常生活で特に問題がなく、痛みで目が覚めることもなくなったとのこと。 ウエイトトレーニングを行ったところ、ベンチプレスを持ち上げる時に痛みがあった。 そのため、前回の施術に加え、上腕二頭筋にアプローチするために手に鍼を行った。 加療後、違和感も消失していたため施術を終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

ワクチン接種後に生じた三角筋の過緊張と関係する背中の筋肉にアプローチしたところ顕著な寛解がみられた。この症例のように関連部位を特定できれば、数回の施術で顕著な結果を得られることが多い。

担当スタッフ

石井佑

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