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5年前から続く声の出しづらさ

症状

5年前から声の出しづらさが続いている。最初は歌う時のみ声が出しづらかったが、段々日常会話レベルでも声が裏返ったり、喋りづらさが出てくるようになった。病院では機能性発声障害と診断された。日によって調子の良い悪いがあるが、全く気にならずに声が出せる日の方が少ない。体調も良く、ストレスも感じていない時は気にならずに出せる。睡眠の質も関係している。朝の第一声次第で、その日の調子が左右されることが多い。右の首肩が凝りやすい。ボイストレーニングなどを受けてかなり改善されてきたが、声が出しづらくなることはまだある。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2021年6月 ~ 2021年7月
  • 頻度

    週1回程度
  • 通院回数

    5回

施術と経過

右胸鎖乳突筋と季肋部の緊張が顕著で、首を動かした時の突っ張りもあったため、胸鎖乳突筋や季肋部に作用するツボを中心に鍼をした。
2回目 2日間は楽だった。この1週間はしゃべる機会が少なかったことも影響しているのかもしれない。肩甲骨上部が張っていて息苦しい。
3,4回目 だいぶ力が抜けるようになり、張りを感じることも少なく、声が出しやすくなった。疲れが気になる。背中の張りが目立っていたため、腕のツボを用いた。
5回目 疲れていたり、朝目覚めが良くない時に、肩の張りや声の出しにくさを感じるが、それ以外は調子が良いとのことだったため、疲れが溜まった時には、ケアしていく方針とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

首肩背中の凝りがあるために声が出しづらくなっていたと考えられる。肩や背中の張りは呼吸にも影響を及ぼすため、呼吸も浅くなっており、余計に声が出しづらい状態になってしまっていた。首肩背中の状態が良くなることで呼吸も安定し、発声も安定していった。

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