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金属音のような音の響きが気になる突発性難聴

症状

1ヶ月ほど前、朝起きたら両耳に水が入ったような感覚で聞こえづらかったため、病院を受診したところ、右耳の低音の聴力が下がっており、「突発性難聴」と診断された。投薬で治療したが、聴力は上がったり下がったりを繰り返していて安定せず、聞こえづらさも続いている。レストランや電車のホーム、音楽を聞く時などに音がひびき、カンカンと金属音のように聞こえることが不快。発症前日は眠れなかったこともあり、ストレスと睡眠不足が原因と考えている。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2021年2月 ~ 2021年3月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    4回

施術と経過

噛み締めがあるとのことで、左右両方とも顎周囲から側頚部の緊張が顕著であった。顎と側頚部の緊張を緩めるために、手と背中のツボに鍼をした。
2診目 金属音が聞こえることが減った。聴力は変わらないが、不快感は軽減。睡眠も取れている。頚肩部の緊張を取るための背中と足のツボを加えた。
3診目 金属音なく、調子が良い日のほうが多かったが、朝から調子悪い日もあった。天候の影響もあったのかもしれないとのこと。側頚部中心にアプローチした。
4診目 聴こえは良く、病院の聴力検査でも正常値で安定していた。金属音もほとんど気にならない。顎周り、側頚部を緩める施術を行った。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

患側(症状が出ている側)への施術が基本であるが、今回のように発症時には両耳の症状で噛み締めも両側にあり、緊張も強い場合、両側への施術が効果的であることもある。睡眠が取れるようになったことも早期に改善した理由のひとつと考えられる。

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