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東京都港区-品川駅の鍼灸院|はりきゅうルーム カポス

右膝をぶつけてから続く足裏の痛み

症状

2年ほど前に転倒して右膝を打ってから膝が真っ直ぐに伸びない。足首も怪我したため、右側が不安定に感じる。歩くと、足の裏に痛みがあり、右膝や右股関節にも違和感を感じる。自分の感覚としては、右側が捻れている感覚があり、正しい位置で足をつけていない気がする。太ももの横から小趾にかけて張りを感じることもある。鼠蹊部や臀部の違和感もあるが、一番気になっているのは足裏の痛み。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2020年10月 ~ 2021年1月
  • 頻度

    週1回程度
  • 通院回数

    8回

施術と経過

1回目 下肢の側面の緊張が顕著であり、左右差が大きかった。この緊張が不安定感や足裏の痛みと関わっている可能性があると考え、側面の緊張を緩めるように臀部と足に鍼をしたところ、足裏をついた時の痛みが軽減した。
2回目 足裏を着いた時の痛みはなくなった。腰から太ももの後ろ側が張っているのが気になる。前回同様側面の緊張へのアプローチに加え、ふくらはぎに鍼をして後ろ側の緊張も緩めた。
3〜7回目 日によっては足裏に痛みが出る。痛みが出る時は足が捻れてる感覚が強い。
8回目 足裏の痛みは落ち着いている。座っている時間が長くなると、股関節あたりに違和感が出てきて、動きも悪くなる。足部に鍼をしたところ、動きが改善。違和感もない状態になった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

膝をぶつけたことが原因かは分からないが、左右の下肢の筋緊張の差が顕著であった。膝が真っ直ぐに伸びないことで、負荷のかかり方がアンバランスになり、それが足裏の痛みにつながっていたのかもしれない。強い緊張の場合は、一度緩んでも戻ってしまうこともあるが、何度か施術を行っていくと状態が安定しやすくなる。

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