長時間座った後に感じる下腹部の鈍痛、違和感
症状
2ヶ月前に残尿感があり治ったが、それから1ヶ月ぐらいしてから下腹部に鈍痛を感じるようになった。薬を服用して痛みは減ったが、治りきっていない。朝はよいが、仕事で長時間座った夜に痛みが出てくる。
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来院者
男性
40 代
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期間
2021年1月 ~ 2021年1月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
下腹部の痛みに左右差はないとのことであったが、腹部を触診すると、左側に緊張が顕著であったため、左側の緊張が取れれば症状は改善されると見立てた。左腹部の緊張を取るため、左足に鍼をした。 2診目 痛みは減ったが、週の後半になると夜に痛みが出てくる。薬は飲まなくなった。腹部の緊張を確認し、緊張が残っているところにアプローチした。 3診目 ほぼ痛みはない。良い状態を維持するため、前回同様の施術を行い、終了とした。
使用したツボ
まとめ
内臓の状態は腹部の緊張に反映され、足のツボを用いて緩めることができる。痛みに左右差はないとのことであったが、片側の緊張が強いだけでも左右両方に痛みを感じることがある。緊張が強い方をまず緩めることで、改善される場合もあり、今回はそういった症例であった。必要最低限の刺激ですめば、患者さんへの負担も減らすことができる。