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高音の耳鳴りがあり、低い声がエコーがかかったように聞こえる

症状

来院3週間前、耳詰まりと低い声がエコーがかかっているように聞こえ、おかしいと思い、近くの耳鼻科を受診。軽度の突発性難聴と診断される。1週間のステロイドで耳詰まりか軽減したが、代わりに耳鳴りが気になるようになった。低音の聴力も回復していない。来院時は落ち着いていたが、フワフワとしためまいも感じたことがあった。耳鳴りは「キーン」という高い音。静かな場所いる時や入浴中に特に気になる。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2020年3月 ~ 2020年4月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

顎から側頚部にかけての緊張が強い状態であった。2診目以降耳鳴りの音の大きさに波が出てきて、耳鳴りが気にならない日も増えてきた。低い声はひびく。時々めまいを感じることもあった。肩部にも緊張があったため、臀部の鍼を加え、緩めた。
4診目の後で聴力検査を受けたところ、低音の聴力が回復していた。静かなところでの耳鳴りは気になるが、話している時などは気にならない。若干フワッとしためまい感がある。5診目以降調子の良い日が増えてきた。耳鳴りが高音ではなく、「コーン」という鼓膜が押されている感じのものに変わった。10診目では耳鳴りは静か、めまいもほぼない状態まで改善した。11,12診目では耳鳴りやこもる感じ、めまいが若干戻ったが、その後改善。9割9分良い状態まで回復した。

データ

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

顎や頚肩周りのコリが強く、それが原因で耳鳴りやめまいを引き起こしていたと考えられる。耳鳴りは、治っていく過程のなかで、音の大きさの波があったり、高さも変動することが多い。首肩周りのコリとの関係と合わせて、そのことも適宜説明しながら進めていくことで、状況を理解し施術を受けてもらうことができた。

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