肩に何かが乗っているような重さ
症状
20代の頃から首や肩のこりに悩まされている。首、肩、背中まで広い範囲で、こり感、何かが乗っているような重さがある。
こり感が強いと、月に2、3回ズキズキとした頭痛や手先の痺れを感じることがある。日常的にパソコンやスマートフォンを使う時間が長く、長時間の作業の後には症状を強く感じる。コリ感が抜けず、重い感じが常にあるのでなんとかしたいと来院された。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年1月 ~ 2020年2月 -
頻度
月3回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
1診目 肩上部のコリが顕著であった。肩上部と関連する臀部に鍼をすると直後に緩みが得られた。
2診目 肩こりは比較的良い状態が保てているとのこと。首のこりと肩甲骨周りの重さ、目の疲れが気になる。首のこりと肩甲骨の重さは同じところが原因となっていると考え、臀部と足のツボに鍼をした。
3診目 肩の重さは若干あるが、首こり、目の疲れはほとんどない。肩から背中にかけて残るこりにアプローチするため、足のツボに鍼をした。直後からだいぶ楽になったとのことだったため、施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
パソコンやスマートフォンを使う時間が長く、座っている時間が多いことから臀部の緊張が肩や首、背中の緊張につながっていたと考えられる。首肩こりは様々な要素が絡んでいるため、触診や問診で原因点を突き止めることが大切である。