季節の変わり目にコメカミと目の奥が痛み、おでこと頚の後ろが重くなる
症状
ここ10年ほど常に肩こりがあり、半年に一回、季節の変わり目になると頭痛が起きる。
痛みの出方にパターンはなく、頭痛が起きると嘔吐してしまうこともある。夜にかけて悪化し、痛みで眠ることができない。痛みはある時点から急に治まり、翌朝には回復していることが多い。
今回は、当日の午前中からコメカミと目の奥がズキズキ痛み、おでこと頚の後ろが重くなり始めた。また寒暖差アレルギーがあり、悪化すると副鼻腔炎を発症する。
両親ともに頭痛があり「薬を飲みすぎると、どんどん頭痛が強くなる」と聞いていた。薬以外の対処法を探して、来院された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2018年10月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
身体に触れると右のうなじに顕著なコリがあったため、仙骨のツボに鍼をして緩めた。また寒暖差アレルギーが悪化する時期と頭痛が起きる時期が重なっているため、鼻炎へのアプローチも必要だと判断し、鼻炎に効果のある手のツボに鍼をした。最後に、残っていた右肩のコリを緩めるために右の背中にツボに鍼をして、終了した。
翌日、メールにて体調を伺うと「帰宅後に頭痛が出たが、今までより軽く支障のない範囲だった。夜はしっかり睡眠を取ることができた」との返信をいただいた。
使用したツボ
まとめ
季節の変わり目に頭痛が起きること、寒暖差アレルギーが悪化する時期と重なっていることが今回のポイントであった。平素から肩こりがあると、鼻炎などをきっかけに頭痛が悪化することは珍しくない。