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東京都港区-品川駅の鍼灸院|はりきゅうルーム カポス

頚のコリから始まった耳のつまり

症状

発症から2ヶ月前、鼻づまりがひどい風邪を引いた際、右耳がふわっと詰まった感覚があったが、気にとめていなかった。
その1ヶ月後、鼻づまりが治らなかったため耳鼻科を受診。聴力検査で低音域に聴力低下が見られ、突発性難聴と診断された。ステロイドを処方され、2週間服用。聴力は回復したが耳閉感は消えなかった。
ステロイド以外に有効な治療手段を探す中で鍼灸を知る。症例数の多さからカポスに来院された。
初診の問診にて、耳が詰まった感覚が起こる前、頚に「ボコッとしたコリ」があったことを確認した。
来院時には軽減していたが「コリと耳の閉塞感に関連があるのではないか」「コリが再び大きくなったら突発性難聴が再発するのではないか」と不安を抱えている。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2017年12月 ~ 2017年12月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    3回

施術と経過

初診
患者本人の訴え通り、頚に「ボコッとしたコリ」を確認できた。取り除くために、手と足のツボを使った。
すると「血流が良くなって耳が内側から痒くなるような感じがする」との感想を得た。
2診目
耳の閉塞感がほぼ消えたが、疲れた際に一瞬だけ感じることがある。頚のコリを完全に取り除くため、背中のツボを使った。さらに耳の血流を改善させるために足のツボを使った。
すると、明らかに耳が赤く変化した。
3診目
症状は完全に消失したが、再発の不安を取り除くため同様の施術を行った。
合計3回で終了となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

頚や耳の近くのコリは耳への血流を妨げ、閉塞感や聴力低下の原因となる。
今回は耳閉感を起こす数日前に、頚に「ボコッとしたコリ」があったと訴えていた。
コリを解消させて耳への血流を取り戻すことで、閉塞感の改善が見られた。

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