子供を抱いたまま物を取ろうとして起きたぎっくり腰
症状
3ヶ月前に出産、2ヶ月前に引っ越しをした。 4日前、立った状態で赤ちゃんを抱きかかえ、片手で物を取ろうとした時にぎっくり腰になった。 翌日、整形外科を受診。「異常無し」と診断を受けた。 授乳中のため薬が服用できないため、痛み止めも処方されなかった。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2015年6月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
歩行時に左臀部に痛みがあったので、腰部に原因があると考えた。 腰のツボに鍼をしたところ、左臀部の痛みは消失した。 他の動きで痛みが出現しないか確認すると、中腰姿勢で腰に痛みが出た。 手のツボに鍼をすると、痛みが軽減。 さらに足のツボの鍼をしたところ消失したため、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
子供を常に抱っこしていたことで手に負担がかかり、さらに引越作業での負荷も原因となったと考えられる。 この症例のように、手の疲労が腰痛の原因になることは珍しくない。 腰痛は手や足など、多方面から影響を受けるため、視野を広げて原因を探すことが重要である。 患者さんの置かれている立場や環境が、そのヒントになることが多い。