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東京都港区-品川駅の鍼灸院|はりきゅうルーム カポス

耳が聞こえづらく、こもった感じがする

症状

来院1ヶ月前、右耳に耳鳴り、こもった感じがあることに気づく。
4日後に近くの病院で聴力検査を行うと「突発性難聴」と診断された。
ステロイドとビタミン剤を処方され、服用を開始。
さらに4日後、東京女子医大で再び聴力検査をすると、低音域が40dB(デシベル)まで低下していた。
その1週間後の聴力検査では低音域が50dBまで下がっていた。
ここでステロイドの服用を終了し、利尿剤とビタミン剤を処方された。
耳がこもっている感じは常時あり、会社のコピー機の音が雑音に聞こえストレスを感じている。
一方、耳鳴りは治まりつつあった。
仕事でストレスを感じたり、寝つき悪くなると、症状が悪化する。
聴こえ方を片耳ずつチェックすると、左右差を感じる。
インターネットで鍼灸治療が突発難聴に有効である事を知り、自分の症状に合う治療法だと思い当院へ来院。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2015年6月 ~ 2015年7月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    9回

施術と経過

耳のこもった感じを解消するには、鼻や喉からの影響を考慮しなければならない。
喉まわりの緊張を調べた所、右側にコリが認められた。これを解消するために手足のツボに鍼をした。
すると、3回目の施術を終えたところで、こもった感じはほぼ消失した。
ただ寝つきの悪さが解消されず、時には寝つくまでに2時間かかる事もあるため、睡眠へのアプローチも追加。
その結果、5回目の来院時には寝つきの悪さも解消されていた。
その後は状態を安定させるために数回施術を行い、聴力の左右差がなくなるまで改善した。

データ

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

喉の状態が耳に影響し、さらに睡眠不足(寝つきが悪い状態)が耳の回復を妨げていた。
睡眠がうまく取れないと耳の回復が遅くなってしまうため、睡眠の重要性を再認識した症例であった。

担当スタッフ

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