頚を動かすと感じるふわふわとしためまい
症状
1年ほど前、気を失うほどの強いめまいが出た。医師からは「耳石がはがれている」と言われ頭位めまい症と診断された。処方された薬の服用と運動療法で、症状は少しずつ楽になっていたものの、ふわふわした感じが週に2〜3回出る。頚を左右に振ったり、下を向いた状態から上を向くと悪化する。
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来院者
男性
40 代
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期間
2018年8月 ~ 2018年10月 -
頻度
月3回程度 -
通院回数
5回
施術と経過
頚の凝りが顕著であった。頚を緩めるように腰のツボに鍼をすると、上を向いた時のめまいが軽減された。続けて足のツボに鍼をすると、頚を左右に振った時のめまいが出なくなった。
2診目、下から上を向いた時のめまいが若干残っている状態であった。腰、足、肘のツボに鍼をすると、めまいが消失。
その後、施術間隔を1週間、2週間、3週間と空けたが、症状が出なかったため、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
凝りなどで頚や肩の動きが制限されると、めまいが起こりやすくなる。凝りが解消し、動きがスムーズになることでめまいが消失した症例である。