革靴で歩いていたら捻挫が悪化
症状
5月に右足首を捻挫。近くの整形外科の受診し、そこで鍼治療を受け改善がみられた。しかし、慣れない革靴で歩きすぎると、足首に痛みが出現し、踵が外れそうな違和感がある。そのため、蹴り足になった時にうまく蹴ることができない。
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来院者
男性
40 代
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期間
2019年6月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
足首の痛みの位置を確認すると、腫れや炎症は見当たらなかった。外踝の前面(足首前面の外側)にピンポイントで痛む場所があった。ここは、いわゆる「丘墟(きゅうきょ)」というツボがある位置である。腓骨の動きに問題があると考え、腓骨の動きを調整するツボを用いた。すると、歩行した時の痛みがほぼ消失し、アキレス腱側に違和感が残る程度となった。そこで、アキレス腱の緊張を解くために背部のツボを用いた。すると、違和感がほぼ消失。最後に踵の緊張を解くために、後頭部のツボを用いた。
使用したツボ
まとめ
捻挫の痛みを解消するには、足首は痛みの患部に目を奪われてはいけない。なぜ、足関節が痛むのか、その背景に潜む動きの問題に注目する必要がある。足首の動きは、膝関節と密接に関わっている。膝関節の影響を考えることは必須である。