歩き続けたり座り続けると痛む「すべり症」と診断されている腰痛
症状
長年、腰痛で悩まされており、1〜2時間、座り姿勢が続いたり歩いたりすると左腰部から臀部にかけて痛みが強くなる。 昨年に病院で「すべり症」との診断を受ける。そのためか腰痛が良くなることは諦めていた。 しかし、数日後には山登りをする予定であり、少しでも腰の負担を減らしたいとのことで家族の紹介で当院に来院。
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来院者
女性
60 代
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期間
2022年8月 ~ 2022年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
腰部全体に顕著な筋緊張が見られた。 そこで、腰と関係性が深い臀部のツボに鍼を行った。 動作を確認すると、前屈のとき仙腸関節付近がひっかかる感じがするとのことだった。 そこで、この動きを改善する目的で肘と足に鍼を行った。 すると前屈の違和感は消失した。 一週間後に再来院されたが、山登りで長時間歩いても痛みが全く出なかったとの報告を受ける。
使用したツボ
まとめ
「すべり症」と診断を受け長年悩んでいる腰の痛みにおいても、特定の筋肉の緊張を緩和し動きを改善することにより、解決するケースはよく見受けられる。 今回もそれに類する症状であった。