夜中に目が覚める首の痛み
症状
2〜3年ほど前から歩行時、首にピリッとした神経に触るような感覚があった。 そこまで酷くないので気にせずに日常生活を送っていたが、1〜2ヶ月前から痛みに変わった。 さらに、ここ1〜2週間で起床時に痛みを感じるようになり、酷いときは夜中に目が覚めることもある。 生活がままらなくなってきたためネットで検索し当院に来院。
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来院者
女性
30 代
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期間
2022年5月 ~ 2022年6月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
首から背中まで広く緊張がみられた。 こちらは自覚でも気になっており、数十年前から背中の張り感で悩んでいた。 さらに首の動作を確認すると、上を向く動きが最もつらいとのことで、そこの動きを改善する目的で関連している背中のツボに鍼を行った。 すると動きが楽になるが左の一部分のみ痛みが残るとのことで、肩甲骨内縁付近に鍼を行った。 痛みが気にならなくなったため、良い状態を保つために足に鍼をして、初回の施術は終了とした。 2診目 目覚めてからの痛みがほぼなくなった。頸部の神経にさわることはあるが、良い状態である。 背中のこりと痛みの方が気になるとのことで、背中と首の症状を絡めて施術を行った。 3診目 首の痛みは消失し、夜中に目が覚めることも全くなくなった。 起床時、背中のハリ感はあるが、前よりは良くなっている。 歩行時の首の神経にさわるような症状もなくなった。
使用したツボ
まとめ
背中の緊張が首に影響を及ぼすことはよくみられるが、今回もそのパターンだった。 背中の緊張の緩和目的とした施術を組み立てることで早期改善へと導けた。
担当スタッフ
石井佑