足首を内側に捻った時としゃがんだ時に外くるぶしが痛む

症状

１ヶ月前に滑って転倒し、膝を怪我した。その時は膝の痛みを感じるだけであったが、その翌日から、足首が腫れ、10日ほど腫れと痛みが続いた。その後足首の腫れはひいたが、痛みは現在も続いている。下腿の側面が張っているのも気になる。足首を内側に捻った時としゃがんだ時の痛みが強い。

施術と経過

痛む場所を細かく確認。外くるぶしの周囲が痛むとのことだったため、その部位と関係が深い腓骨の際のコリに鍼をして緩めた。すると、足首を捻った時の痛みが軽減。さらに臀部と腓骨の際の先ほどとは違うコリに鍼をした。捻った時の痛み、しゃがんだ時の痛みが消失。最後に下腿の側面を整える鍼をして終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 玉縁(1)L
• 臀蓋L
• 玉縁(3)L
• 六丘L

まとめ

外くるぶしは、腓骨の際との関係が深い。膝をついた時の腓骨への衝撃が、外くるぶしへも影響していると考えた。どこからの影響が痛みの場所に及んでいるのか早い段階で把握できたことで、症状の消失に導くことができた。