捻挫の痛みで足が着けない
症状
昨年の1月にサッカー準備運動中、サイズ違いの靴着用が原因で靱帯3箇所を痛めた。その後、今年2月には足首上部を痛めるなど足首付近の怪我が続いていた。それぞれの怪我は回復して動けていたが、来院2日前にトラックを走っていて、内反捻挫をしてしまった。来院時は足がまったく着けず、片足でしか立てない状態であった。
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来院者
男性
10 代
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期間
2019年7月 ~ 2019年7月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
足部と関係の深い腓骨の際を触診したところ、顕著な硬さが見つかった。そこに鍼をすると、足が着けるようになった。 2診目 前回よりはだいぶ良いが、まだ足を着くと痛みがあるため、歩行時には松葉杖を使用していた。腓骨の際の硬さがまだ残っていたため、前回同様のツボに鍼をした。足を着く時の痛みが軽減し、少しであれば松葉杖なしでも歩くことができるようになった。 3診目 普通に近い感覚で歩けるようになったとのことで、松葉杖を使わずに来院。ただ全体重を乗せるのは怖く、痛みもある状態だった。初診と2診目と同様のツボに加え、背中のツボにも鍼をした。直後に動いてもらうと、体重を乗せた時の痛みがほぼ消失したため、施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
腓骨の際の緊張を取ることで、足部の動きが良くなり、痛みが軽減された。足が着けないほどの痛みであっても、正確に原因点を見つけられれば、即座に症状が緩和される。