慢性的な股関節の痛み
症状
昨年の秋頃から、慢性的な両方(特に右)の股関節痛に悩まされている。 ・歩き始めに痛み、違和感、引っかかる感じがある ・長時間座っていると坐骨~太腿に、だるさ重さが出る ・自転車を漕ぐと、股関節が引っかかる、痛い ・長距離を歩く、立っていると痛い ・横向きで寝ると、上になった側の股関節が痛い ・階段昇り降り(特に降り)が痛い ・年々、関節の可動域が狭くなっている気がする ・股関節の中で音がする 等々、訴えは多岐に渡る。 股関節を痛める3ヶ月ほど前(昨年7月)に、交通事故により膝の半月板損傷をしている。 すでに痛みはないが、股関節痛に悪影響を及ぼしているのではないかと悩んでいる。 レントゲン、MRIでは股関節には異常なしとの診断。 カポスに通院している友人の勧めにより来院。
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来院者
女性
40 代
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期間
2018年7月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
立位、歩行における全身のバランスを考えて触診すると、仙腸関節、右のふくらはぎが硬くなっていた。 ここが股関節の痛みの原因であると考えて緩めた。 他にも、足指が緊張状態にあり股関節まで緊張が及んでいたいため、緩めて影響を取り除いた。 施術後に歩いてもらいチェックしたところ、痛みや違和感が消失。
使用したツボ
まとめ
股関節は体重を支えている関節なので、痛みを我慢して動かしていると、状況が深刻化しやすい。 股関節の痛みを訴えていても、その周辺に原因があるとは限らない。 したがって、全身の骨格的バランスから総合的に判断する必要がある。