【顔面神経麻痺】諦めかけていたところからの回復に大変感謝しています。
1年以上前になりますが、ある日突然右後頭部に感じたことのない痛みがあり、口元から麻痺が始まり症状が改善しないため病院へ向かったところ、耳に帯状疱疹がありヘルペス活性化による顔面神経麻痺(ラムゼイハント症候群)との診断だった。
即入院し治療法は抗ステロイド剤を7日間投与したが、当初から後遺症として右顔面麻痺が回復しても60%の確率と説明されていたが、目眩(めまい)や耳鳴りが激しく満足な歩行もできなかったので、顔面麻痺のことは気にしていなかった。
退院し自宅療養に入ると顔面麻痺の症状が全く改善していないことに焦りを感じていた。右の目や口が動かないため日常生活をするうえでの不便さから、生涯このままかと思い治療法を探していたところ、偶然「カポス」を見つけることができ、場所も品川駅から近いとのことで、通院し、症状改善に期待することにした。
最初から鍼治療へのイメージは良く実際に体験した治療でも違和感も無かったし、治療時間も気にならなかった。通院当初は特に鍼治療の効果がすぐに表れ、目を閉じたり瞬きすることが可能となり、洗顔などが苦でなくなったり、口元が動き出したことで、飲んだ後に水がこぼれたりすることが減り、口をゆすぐことなども苦ではなくなった。
その後は症状や体調の変化に合わせた鍼治療方法をおこなって頂き、顔面神経麻痺の部位を特定し、回復も進んだ結果、通院回数も減り、発症前の状態に近づき、今では、仕事含めた日常生活を過ごしている。
先生方には、初期の診断から助言、治療を適切に行って頂き、一度は右顔面の麻痺が生涯残ったままの生活を送るのかと諦めかけたところからの回復に大変感謝しています。顔面麻痺の治療ですが、鍼を直接顔に打つことなく、手足を中心に治療するのが「カポス」の特徴であり今でも不思議な感じを持っています。