【頭痛】1回目の施術で、毎日感じていた右目をえぐられるような痛みが取れたのです。
私は20代後半から、ほぼ毎日頭痛のある生活を送ってきました。ずーんと重く鈍い痛み、ガンガンと響く痛み、右目をえぐられるような痛み、吐き気をもよおすほどの痛みのどれか1つがセットになって襲ってきます。何が原因かまったく分かりませんでした。
最初のうちは、痛みが出るたびに頭痛薬を服用していましたが、薬効が薄れれば痛みだし、そしてまた服用すると繰り返しているうちに、手元に頭痛薬がないと不安になってしまいました。何かおかしいと思い脳ドックを受診しても問題なし。頭痛外来を受診したところ「片頭痛と緊張性頭痛の混合型が根っこにあり、薬物乱用頭痛になっている」と診断されました。そこで言われたのは「薬物乱用頭痛が治っても、片頭痛と緊張性頭痛は治らない。一生薬と付き合っていくんだよ」という衝撃的な説明でした。
妊娠を望んでいましたが、なかなか授からず、その原因はひょっとしたら頭痛薬にあるのかもしれないと考えていましたし、何より薬をずっと飲み続けていくことに、かなりの抵抗がありました。
西洋医学ではなく東洋医学に頼ってみようと思い、インターネットで調べたところ、カポスに行きつきました。「鍼で頭痛がなくなり、頭痛薬を飲まなくなり、赤ちゃんを授かったらいいな」と欲張りな理想と、「10年近く毎日起こる頭痛が鍼で治るとは思えない」と後ろ向きな思いのままカポスに行きました。
最初のカウンセリングでは先生が親身に聞いてくださり、痛みがどれだけ強いか、どれだけ苦しいかを分かってもらえるだけでも本当にうれしかったです。そして1回目の施術で、毎日感じていた右目をえぐられるような痛みが取れたのです。「これは治るかもしれない!」と初めて思いました。
回数を重ねていくうちに、頭痛薬を服用する回数はどんどん減り、3回目の施術を受ける頃には1日1回に減っていました。頭にかかっていたカミナリ雲がぱーっとなくなり、青空が広がったような、とても気持ち良い感じになりました。
施術の効果はもちろんですが、私自身が痛みを耐えて少し様子を見てみようという頭痛に対する気持ちに変わったことも大きかったです。
薬物乱用頭痛は自分自身の「薬をやめたい!」という気持ちがとても重要だということ、一方で効果的な治療を受けられなければ「頭痛が出たらそうは言ってられない」と長続きしないことも知っていました。カポスは治療と患者の気持ちの両輪を回すことができ、治療への最短コースだと思います。
そして治療を受けていくうちに、体にも変化がありました。赤ちゃんを授かることができたのです。今では妊婦でも飲めるという弱い頭痛薬すら飲まず、良い状態を保つためにカポスに行って治療を受けています。頭痛が起こる日も少なくなり、頭痛になったとしても寝れば治るほどまでに軽くなったのです。最初に思っていた理想が現実になるとは思っていませんでした。
頭痛で悩んでいる方に、大きな声で「カポスって良いよ!」と伝えたいです。