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群馬研修日記・浦井編(21)「治す鍼灸師から、治さない鍼灸師へ」

" スタッフ研修, 浦井百合 "

2015年6月24日

浦井です。今日、養気院の患者さんに「ブログ読んでますよ〜」と声をかけて頂きました。びっくりです。ありがとうございました!

 

休憩中にさくらんぼ

さくらんぼに頭突き!

 

”カポスの院長も知りたがる!?栗原オーナー25の秘密”続きです。

どんどん行きます〜。

 

おさらい↓

  •  きっぱり「治りますよ!」と言うが、「治しますよ!」とは絶対に言わない。
  •  治療の線引きが潔い。「今日は出し尽くしました。ここまでで限界です」とキッパリ言うことがある。

傲慢だ!ってどう言うことですか・・・

 

「私の症状は治るのだろうか?」

 

患者さんにとっての一番の関心事はこれに尽きます。

栗原オーナーの口から「僕が治しますよ!」という言葉を聞いたことはありません。聞くのは「大丈夫、治りますよ」という言葉です。

「人を治せると思うなんて傲慢だ!」が栗原オーナーの口癖です。最初は意味がよく分かりませんでした。「人を治せる鍼灸師こそ素晴らしい」と当然のようにそう思っていました。

 

でも、ここに来て、そんなことないんだな〜と思いました。

「大丈夫、治りますよ」の言葉にある、二つの意味に気がついたからです。

 

ひとつは、患者さんの持つ力に対する信頼。

ふたつめは、自分の持っている技術で最善を尽くすという決意です。

人を治すのではない。勝手に治っていくのを少し手助けするだけだ・・・と。

 

その感覚こそが”活法”なのです。”活かす・法”と書いて活法。”患者さんを活かす法“が、カポスと養気院で行う古武術鍼法です。患者さんが自ら治るのを助ける、という考えです。

一方で、「僕が治しますよ!」であれば、活かしているものは”施術者自身の腕”かもしれません。自分が主役になっている腕自慢は、古武術鍼法とは馴染みません。

何を活かすかは、その人次第でしょ!

 

「治りますよ」にはジェントルマンの空気を感じます。(ジェントルマンって何?→こちら)施術者はエスコートに徹し、患者さんという主役を活かします。自分が主役になっていたら、この世界観は成り立ちません。

話は変わりますが、最近とっても美味しいおせんべいを食べました。このおせんべい屋さんは”米を活かす”だそうです。キャッチコピーが活法っぽい!思わず一枚撮ってしまいました。

おせんべいかっこいい・・・。

線引きができるのは諦めが早いってこと?

 

栗原オーナーは患者さんに対して「今日は出し尽くしました。ここまでで限界です」とキッパリ言う時があります。最初に聞いた時には度肝を抜かれました。「えっ、そんなこと言っちゃっていいの?敗北宣言じゃないの!?」「それって無責任じゃないの!?」と。

養気院で治療見学に入るうちに徐々に分かってきたのは、決して敗北宣言ではないということ。今日のところはキッパリ手を引いて、次の治療の時にはしっかり次の一手を用意している。だからこそ出て来る言葉です。諦めが早い=治療の線引きが潔い、ではありません。

自分が主役ではいけないのです。患者さんが主役でなければなりません。自分が主役になっていたら「もっとやりたい、もっとできるはず!」と、どんどん深みにハマっていきます。そうなると線引きはいつまでたってもできません。

 

私は諦めが悪いタイプで、決まっていた施術時間をオーバーしがちでした。粘っていたのは自分のためだったのかな・・・と今は思います。

明日はカポスで院内研修です。それでは〜。

この記事を書いた人

はりきゅうルームカポス(鍼灸師・柔道整復師)

 

「プロ格闘家の夫を最強にする鍼」を求めてカポスに入社。

最強とは「その人本来のポテンシャルを最大限引き出す事である」との考えで日々の臨床に挑んでいます。

 

カポスのインテリア番長。合理的で無駄がない空間が好きです。

猫派。

 

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