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群馬研修日記・坂口編(17) ツボの顔を覚えて!

" スタッフ研修, 坂口友亮 "

2016年6月7日

坂口です。研修19日目です。

 

(16)「最高の鍼メーカーはどこか」のつづき

 

坂口友亮

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが、まずはこちらの写真をご覧ください。

 

パンダ

かわいいパンダが6頭。実はこれ、すべて違うパンダの写真なんです。あなたは見分けられますか?

 

残念ながら、私には分かりません…そもそもオスなのかメスなのか、若いのか年寄りなのか、どれがリンリンでランランでシャンシャンだか、さっぱりです。

 

なぜ、パンダなのか?

養気院の診療が終わったあと、夜な夜な触診トレーニングを行っていたときのことです。

 

夜の養気院

 

夜の闇に浮かぶ診療後の養気院で、「まだまだ指の当て方が大きい!」「もっと細かく!」とオーナーの熱い指導が入ります。

 

まだまだピタリというわけにはいきませんが、たまに「そう!そこ!その感じ!」と言ってもらえる時もあります。

 

そういう時、手はツボをとらえているのでしょうが、私自身しっくりくるものがありません。「もう一度同じツボを探して」と言われても出来るかどうか…何せ、とらえている実感がないのですから。

 

どうすればツボの感触をとらえられるようになるのでしょうか?

 

そんな時、オーナーは「ツボの顔を覚えて!」と言います。

 

え、ツボに顔? そんなんあんの…

 

なんて思っている時に、ある話を思い出しました。

 

生パンダだから分かる

先ほどのパンダの写真、素人が見ても全て同じにしか見えません。

 

ところがパンダの飼育員の方は、毎日世話をしているうちに、自然と見分けられるようになるそうです。

 

あの子は優しい表情をいているとか、この子はキリッとしているとか…

 

「いやいや、パンダって全部タレ目じゃねーか」なんて言うと、「分かってないね~」と言われてしまいそうです。

 

雨の日も風の日も欠かさず生きているパンダを見ているうちに、自然と見分けがついてしまう。まるで職人技です。

 

一方で、いくら写真のパンダを眺めても、パンダの専門書を読んで知識をつけても、パンダの顔を見分けられるようになるのは難しいかもしれません。

 

一度触れたツボは忘れない

毎日パンダを世話している飼育員のように、日々の臨床でツボと向き合っていると、やがてツボの顔が見えてくるとオーナーは言います。

 

そしてツボの顔が見えてくると、ツボの検出能力が飛躍的に上がり、ひいては治療効果に明確な差が出てくるそうです。

 

ある時、オーナーはこんなこと言っていました。

 

「人混みの中でも、知り合いの顔ってパッと見分けられるよね。具体的にその顔が『どういう顏?』って聞かれると、答えるのは難しいよね。言葉では説明できないけれど、そういう感覚って確かなもの。ツボも同じなんだと思うんだよね~。だから、ツボの顔を覚える「記憶力」を磨くと、鍼の上達も早くなると思うよ」

 

一度触れたツボは忘れない鍼灸師…

 

それは、一度会った人の顔は忘れないホストと同じ能力なのかもしれません。

 

なれるでしょうか、ホスト鍼灸師。とりあえず、白衣の襟を立てることから始めてみます。

 

そして今夜もまた、ツボの顔を覚える練習が続きます…。

 

つづく…(18)「患者さんが知らない研修の裏側」

この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス(鍼灸師)

本物の鍼を追究するために大阪からやってきました。

患者さんに「鍼って本当に効くんですね」と言ってもらえた時に、鍼灸師としてのやりがいを感じます。

好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」

 

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活法研究会 講師候補
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