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プロも認めた頭痛治療

" 栗原誠, 眼の症状, 頭痛 "

2014年11月9日

オーナーの栗原です。

 品川カポス代表 栗原誠

私たちが主宰している鍼灸師のための勉強会で、ちょっとしたトラブルがありました。参加されていた女性鍼灸師のTさんが、1日目の後半に体調を崩れされてしまいました。

 

症状は、頭痛、胃のムカムカ、目の奧の痛み、そして冷や汗です。練習を頑張りすぎてしまったのかもしれません。鍼灸師も人間ですから時には体調を崩します。鍼灸師にとっても、病院に行くか鍼灸院に行くか、という選択肢があります。

 

「何でも鍼灸で!」と考えることはしませんが、鍼灸の領分である症状については鍼灸院で何とかしたいと思っています。こうした気持ちがなければ鍼灸師としての資質はないと思います。

 

Tさんの症状は私たちが日頃診ている症状でしたので、その場で治療させて頂くことにしました。鍼灸師が鍼灸師に治療を依頼する時、相手の手の内(技術)を知っているわけですから、やりやすい反面、独特のプレッシャーもあります。ましてや、こちらは勉強会の主催側ですからなおさらです。

 活法研究会(腰背編_20141102)の集合写真

 

ベッドもなく、床は練習用の樹脂マットを敷いただけですから、環境はベストではありません。バスタオルや衣類を使って枕を作って条件を整えました。施術環境が治療の結果を左右することは否めません。どんな時でも、肉体的にも精神的にも安定した状態を作る配慮が大切です。

 

施術は、竹内と私が手分けをして行いました(秋澤=別の仕事中)。背中や手足のツボをチェックし、体調が崩れた原因を探し出し、順番に3本の鍼をしました。私たちの治療は、症状のある所に鍼をするわけではありません。頭痛だから頭、胃のムカムカだからお腹に、ということはありません。原因は症状と別のところにあることが多いからです。

 

ここを見抜けるかどうかが技術です。理論から疑わしきところを絞り込み、触診で絞っていきます。ツボと症状がピタリと合うと、鍼は面白いほど効きます。この時も処方がピタリと合ったようで、30~60分後には完全復活できました。その時の感想を、ご本人が書いてくださいました。

 

たった3本の鍼で症状がすっかり消える。

これだけでも鍼の魅力ですが、副作用がないことも鍼の魅力です。鍼の副作用はゼロです。ただ、ツボの使いすぎには気を付けなければなりません。「下手な鉄砲」的な鍼は体を疲れさせてしまうため、治癒力を低下させてしまいます。

 

上手な鍼というのは、ムダがなくシンプルなものだと考えています。いくつかの症状があっても、原因は一つであることが珍しくありません。その場合は、症状の根幹を狙うことが大切です。症状のある部位にもれなく鍼をしていくと、鍼の数がどんどん増えます。その分、体は疲れてしまいます。

 

患者さんから、喜びの声を頂くと励みになります。同業者から評価して頂くと自信になります。鍼灸師から高く評価される鍼灸も同時に目指して行きたいと思います。

鍼灸_頭痛_目の奧の痛み_胃のムカムカ_冷や汗_症例_KFTK_20141107

★カポスの頭痛治療に関して
施術の特徴と適応症状
症例集
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この記事を書いた人

はりきゅうルーム カポス オーナー(鍼灸師)

群馬に拠点を置き、東京と往復しながら慌ただしく仕事しています。効果がわかりやすい鍼灸を求めて研究の日々。その成果をカポスにどんどん投入しています。

 

養気院 院長

株式会社 活法ラボ 代表

一般社団法人 整動協会 代表

 

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