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「腕が良い鍼灸師」と言われる5つの条件

" 技術論, 浦井百合 "

2016年1月6日

浦井です。

浦井_似顔絵

 

今日は“腕が良いと言われる鍼灸師の条件”を考えてみました。

 

前提となる話として、鍼には必ず効果があります。しかし、鍼は効果があるからこそ間違った使い方をすれば体に負担をかけてしまいます。きちんと鍼を使いこなし、患者さんの反応を読み取る能力が必要です。腕が良いかどうかはそれからの話です。

 

1.見通しが立つ

どんなに腕が良くても、何でも1回で治ってしまうわけではありません。5回かかるかもしれませんし、10回かもしれません。その見通しが正確になるほど通院ペースや通院期間のアドバイスが的確になるので、患者さんをしっかりと誘導することができます。

 

患者さんから見れば「言われた通りに良くなってきた」となりますし、症状を見通されている感じがするかもしれません。

 

「もしかしたら、良くなるかもしれませんね~。」と自信なさげに言われて結果的に1回で治ってしまうより、自信ありげな態度で「3回くらいで治りますよ」と言われて、その通りに3回で完治の方が腕が良いと思われてしまうこともあるでしょう。

 

見通し通りになると、患者さん安心すると思います。ですから、安心を提供できる鍼灸師ほど腕が良いと言えるのではないでしょうか。

 

望遠鏡

2.得意な分野がある

私はファミレスが大好きでよく使っていますが、「ここぞ!」という時には、やはり専門店を選びます。専門店の味はひと味もふた味も違いますから。

 

自分たちの仕事に置き換えてみると、“専門”はその分野において「抜きんでた成果を出すぞ」という覚悟の表れではないかと思います。専門に恥じない結果が出せなければ患者さんの信頼を得ることができませんから。

 

”専門分野がある”ということは、特化した技術を磨き続けた結果です。でも、鍼灸師の側からすると、専門を掲げるのは勇気が要ることなんです。「技術に幅がない」であるとか「専門以外は苦手」と解釈されてしまうことが心配だからです。

 

ファミレス

3.相性が良い

鍼治療は人対人です。ですから相性の善し悪しは少なからず生じてしまうものです。しかし、腕が良い鍼灸師は相性を感じさせず、どんな患者さんに対してもピタリと合わせることが出来るように見えます。

 

相性が悪い時でも、それを感じさせない対応力も鍼灸師の腕の一つではないかと思います。ひと言で言えば「相性を言い訳にしない鍼灸師」が腕が良いと思います。

 

お猿の兄弟

 

工夫次第で相性は乗り越えられるはずです。そのために必要だと思うのは次の5つです。

 

①技術的な余裕

②広い視野(観察力)

③先入観で見ない

④どんな話題でも困らない会話力

⑤緊張しないこと

 

これらをまとめると「患者さんを決めつけて見ない」と「自分自身も固まらない」になるのでござる。

 

4.技術を安売りしない

腕のよい鍼灸師は自分の技術の価値を知っています。だから技術を安売りはしないものです。鍼灸治療はマニュアル通りにこなす流れ作業がではありません。無限にある組み合わせの中から、最適なツボや最適な刺激を“その場”で選ぶ技術職です。そこには精度も必要です。

 

高い技術を修得するためにはコストがかかります。施術料の一部は、こうした技術料です。考え方によっては、施術料のほとんどが技術習得コストです。それを考えると、安売りはできません。

 

ダイヤモンド

 

保険適用でない鍼灸は「高い」と言われることがあります。確かに整形外科や整骨院の保険診療よりも負担が大きくなります。私たちが行っている自由診療では「人件費+技術料+家賃+設備…」の合計額すべてが患者さんのご負担になります。

 

必要な額を提示し「安いくらいだ」と言って頂けるくらいの気概を持って仕事に臨む鍼灸師が腕が良い鍼灸師と言われるのだと思います。

 

5.情報発信力がある

“腕が良い鍼灸師と言われるために外せない4つの条件”を書きましたが、そもそも前提も考えておかなければなりません。

 

①患者さんが鍼治療に何を求めているのか

②鍼灸師が何を提供できるのか

 

この2つを明らかにして、マッチングさせていくことが必要だな、と思います。

 

たとえば、つらい症状をなんとかしてほしいのに、リラクゼーション要素の強いの鍼治療だったり、リラックスするために来ているのに、短時間でパッと終わったり。

 

どちら場合も、患者さんは“不満足”になると思います。求めているものと提供するものが、そもそも違う場合には、鍼灸師の腕の善し悪しどころではありません。

 

衛生

 

ミスマッチを防ぐには、事前に情報開示していることが必要だと思います。そういう意味では適切な情報発信をする能力も腕の一部と言えますね。

カテゴリー: 技術論, 浦井百合.
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