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5)外科医は見た!

第5回 鍼灸院と医療の未来(最終回)

技術の習得と流儀 ≪ 第4回

 

医療者今回は最終回、われわれ医療に携わっている者の未来についてのお話です。

 

まずは、栗原先生に施術していただいた腰痛ですが、現在も調子よく過ごさせていただいております。人の体に何かをすると、何もしなかったときの状態とは比べられないので何とも言えませんが、われわれの言う「長期成績」としては「効果アリ」だったと思います。 ただ、親子のコミュニケーションとして、娘のマッサージも受けてはいますが・・・。

 

そもそも、医師でも看護師でも、鍼灸師でも柔道整復師でも、こういう医療職に就きたいと思う人の気持ちはだいたい同じです。自分の体の調子が悪い時に治してくれた先生のようになりたい、自分の家族を親身になって看護してくれたお姉さんのようになりたい、逆に今の医療に疑問があり、自分の力で変えたい、などなど。

 

医師の場合は研究職につく方もいます。中には学校の成績がいいだけで医学部を目指す人もいるかもしれませんが、僕の知りうる中ではほとんどそういう人はいませんでした。

 

みんな、初めの「こうなりたい!」という動機は「患者さんの笑顔が見たいから」。自分にかかわった人が幸せそうになるのはこちらも幸せな気分になりますよね。

 

人をまず幸せな気分にするためにはもちろん「資格」や「経験」、「技術」は大切ですが、何よりも大切なのは自分の笑顔と相手に対する「敬意」だと思っています。これが欠けている医師はけっこう多いんです。

 

医師は何もできないまま社会に出ますが、医師免許を持っているというだけで初めから周りにちやほやされることが実は多いんです。それゆえ、患者さんや他の医療関係者、製薬会社の方々に非常に尊大な態度で接する医師が多いのだと思います。

 

これは、世の中における「医師免許」の存在感、大きすぎる権威が一因になっているのは言うまでもありません。最近の医療訴訟を見ても、とてもじゃないけれども不幸な転帰をたどった方々に対する態度とは思えない対応が多すぎますよね。

 

大きすぎる権力は競争意識を失わせ、サービス、知識量の低下をきたします。 一方、今回はじめてお付き合いさせていただいた鍼灸師や柔道整復師の方々は、皆様が素敵な笑顔と相手に対する敬意をお持ちであり、同じ医療者としても十分尊敬に値する方々でした。

 

自分の知識や技術にも自信をお持ちであり、こういった方々が患者さんを幸せな気分にできるのだろうと改めて思いました。

 

これからの社会は今までとは形が変化していくことは間違いありません。学歴が高いから、高収入の職業に就いたから、出世したからと言って決して「幸せ」とは限らないんです。

 

一つの価値観だけではない、多様な価値観の中で自分の幸せを追求していく時代に、医療の世界も多様性を持つ必要があると思います。 今いる人は総じて「変化」を嫌います。しかし、僕たちの気付かなかったところで確かに医療界に「変化」を起こそうとしている人たちの動きを感じることができました。

 

もとはと言えば同じ動機で選んだ職業同志です。お互い知らないふりをするのではなく、自分と違うものを認める寛容性を持てば、もっともっと素晴らしい可能性がみられるのではないかという思いになりました。

 

「おもしろきこともなき世をおもしろく」 

 

これは幕末の志士、高杉晋作の言葉です。鍼灸師や柔道整復師の方々との交流は、本当に未来にわくわくするようなことがありそうでとても面白いです。 栗原先生、ありがとうございました。

 

コラム執筆者プロフィール

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